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仇の二等兵

ゴーレムマオナーを見た魔族の大男は

顔を青ざめて冷や汗を流していた。


「あいつの科学力ぱねぇーな。」


「おい、さっきまでの威勢はどうした?

怖気付いたか。」


「ふざけんなっっっっ!!!!!!!!!!」


魔族の大男が大きな声で叫ぶとゴーレムマオナーの

目だと思われる部分が青から赤に色が変わり

大きな鉄拳(てっけん)が魔族の大男を襲った。

ドゴオオオオオオオオォォォォォォ・・・・・・。


「う、うわぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」


魔族の大男は大きいとは言えゴーレムマオナーを

操縦しているガーメイルからしたら豆粒同然だった。


「どんどん行くんじゃぁぁ!!!!!!!!!!」


「クゥゥゥゥーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


「またか!?」


「ゴーレムマオナー『ラジアル』!!!!!!!!!!」

ゴロロロロオオオオォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴーレムマオナーが繰り出した拳から電撃砲(でんげきほう)

放った。当然その電撃砲は激しく大きい。


「グワアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビリッ!! ピリッ!!・・・・・・。


「早く魔王様に・・・・・・伝えなけ・・・・・・グハッ。」


「相手が悪すぎたな。」


「ちょっと可哀想でしたね。」


右目の辺りをよく見るとガーメイルとガーメイルの母さんが

ハイタッチしていた。

そして窓からガーメイル達が下りてきた。


「あたいが倒したのって誰じゃぁぁ?」


「お前誰だか分からねぇのにやったのか!?」


「危ないです。」


「実はまだこのゴーレムマオナーは半分も完成してないん

じゃぁぁ。」


ほぼ完成にしか見えないが、もし本当に半分も完成していないで

こんなに強いとなると今までのゴーレムマオナーの中で

圧倒的に1番強い。


「あとは『火炎放射(フレイムトゥロワァー)』と『氷結(フロージング)』『剣創造(ソードクリエーション)』・・・・・・を付けるだけ。」


「めっちゃ付けるじゃん!!!!!!!!!!」


「それだけあれば最強のゴーレムマオナーですね。」


そんな話をしていると魔族の大男が恐る恐る何処(どこ)かに

移動していた。


「──────まて。」


「!?!?!?!?!?」


俺が肩を触ると頭から大量の冷や汗を流し恐る恐る

俺の顔を見るとびっくりして鳥肌がゾワゾワッと立っていた。


「お前なんかガーメイル達に用があったんじゃないのか?

さぁ話せ。」


「ライルさん目が怖いです。」


「うぅぅ・・・・・・

さぁ早く殺すなら殺せ。覚悟は決まってる。」


凄い涙、鼻水を流しながら魔族の大男は俺から目を

逸らした。


「全く覚悟決まってねぇじゃねぇか。早く全て話せ!!

そしたら返してやろう。」


「マジで!?今から話す!!!!」


こいつにはプライドは無いのか?

さっきまで流していた涙、鼻水はどこ行った?


「俺はお前の母さんを合成獣(キメラ)に変えた

ボーレス魔王様の2等兵『ギャザルバ』

そして今回ここに来た理由はお前ら2人を魔王様が使いたいと言うから連れ戻しに来た。」


「悪いがそいつは無理だ。」


「だってガーメイルさんは私達のパーティー仲間

ですから。」


「そうじゃぁぁ。あたいはこいつらのパーティーで

頑張っていきたい。」


「クルルゥゥゥゥ・・・・・・!!!!!!!!!!」


ギャザルバは「はぁ」と溜息を一息着いて俺らから

逃げて行ったが


「おいっお前の魔王の所まで案内しろ。」


俺が止めた。


「あたいも案内してほしいんじゃぁぁ。お母さんを

元に戻したいじゃぁぁ。」


真剣で悲しげな顔でガーメイルは真面目だった。


「ぐぬぬ・・・・・・つ、着いてこい。」


「いやぁ別に歩かなくても大丈夫じゃぁぁ。」


「へ!?」


ガーメイルはギャザルバをゴーレムマオナーの中に入れた。


「な、なんだこの中は!?本当にゴーレムマオナーか?」


まぁ驚くのも無理は無い。本来ゴーレムマオナーの中身は汚い

もしくは狭い。

だがガーメイルが作ったゴーレムマオナーの中身は

綺麗で広すぎる。


「こんなゴーレムマオナーは見た事ないぞ。」


「そりゃぁぁあたいが作ったゴーレムマオナーだからな。」


「・・・・・・嫌がらねぇーんだな。」


「何が?」


「お前のお母さんをそんな姿に変えた事。」


「別にあんたに怒ってないよ。

あたいが恨んでいるのはあんたの(かしら)だよ。」


ギャザルバがオドオドしていると真っ直ぐな笑顔でガーメイルは返した。


「お前は心が広いんだな。」


「いや、ただのバカなだけじゃぁぁ。」


少し歩き操縦室まで来た。

今思うとドアから入れば良かったのでは?と思ってしまう。


「なんで外から入らなかったんだ?」


言葉で出てしまった!!まぁ思ってた事だし仕方ないな。


「あ〜ドア以外の外から入ると要脳すぎる魔族耐性が

働いちゃうんじゃぁぁ。」


「それが反応するとどうなるんだ?」


「それは魔族との対戦の時の楽しみじゃぁぁ。」


とても良い笑顔で返してきたところ

・・・・・・ものすごーくきつい反応が待ち受けている

と想定した。


「ギャザルバ、場所教えるのじゃぁぁ。」


世界の地図が目の前にでかでかと出てきた。

地形のクオリティの高さに俺は目がまん丸になりそうだった。


「ここから南に行って東に進んだこの小さな島に

ボーレス魔王様がおられる。

このゴーレムマオナーでも多分半月はかかるぞ。」


「何言っているんじゃぁぁ?あたいは別に歩いて行くなどと

一言も言ってない。」


「じゃぁどうやって行くんだ?」


「そりゃぁー・・・・・・ワープじゃぁぁ。」


「ワープ!!!!!!!!!!だと・・・・・・。」


まるで雷が落ちたかのようにギャザルバは驚いて固まった。


「ワープならフェニゴンもできるよな?」


「zzzz・・・・ん?できるよ・・・・・・zzzzzz。」


できるらしい使った事ないけど。

ていうかフェニゴン寝てんのかよ!!


「残念ながら私はワープは出来ません。

ですがそれに似たような技ならありますよ。」


「なんなんだ?こいつら。俺やべぇ奴らのところに

派遣されたのか?」


ギャザルバは操縦室の端っこで小さく座ってしまった。


「あっそこ邪魔だから何処(どこ)か適当な部屋に行ってて。」


「グルルゥゥ!!!!!!!!!!」


「は、はいっ早く部屋に行きます。イテッ。」


ガーメイルの母さんは魔族がとても嫌いなのか虎の口から

炎を撒き散らしギャザルバをどこかの部屋へ追いやった。


「ちょっとあいつを追いかけてるぞ。」


「分かった。好きにして。」


「私も行きます。」


俺はギャザルバが部屋を荒らさないかを確認するため追いかけた。

そしてギャザルバが入ったと思われる部屋へ突入してみた。


ガチャッ。


「あっ!!」


「あっ。」


ベットの下をゴソゴソと(あさ)っているギャザルバの姿が

その部屋にはあった。


「あっ。じゃねぇーよ。

人のゴーレムマオナーで何やってんだお前!!!!!!!!!!

ここ一応俺とラーメルとガーメイルの家だぞ!!!!!!!!!!」


「いやー貴方が見ているエロ書物がないか探していたの

ですが・・・・・・。」


「何探しとんじゃぁぁ!!!!!!

あるわけねぇーだろ今日ここに来たんだぞ!!!!!!!!!!」


エロ書物とか俺・・・・・・特に・・・・見ねぇーし。

・・・・・・本当だよ。

あっでもたまーに見るかも。


「ゴーレムマオナー内のバカ共に伝える。

着いた出てこい!!!!と言いたいところだがまだ出るな。

敵が多すぎる。」


まだ乗って5分も経っていないのに着いた早いな。

そして窓から外を見下ろすとボーレスの魔族の兵が

ゴーレムマオナーを囲んでいた。





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