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キブシ  作者: 榎 衣
1/1

これから

1話


「海、あれ持ってこいよ」

「まさ、わかったよ!」


海と同じ会社で仕事を始めて早3年

仕事中はふざけたり親方に怒られたり、そんな感じで毎日何となく過ごしていた


家に帰ると何もなく誰もいない空間が虚しかった

「家にいるより仕事してる方が気が楽だ」と最近思うようになった

約一年前、俺には2歳の子供と妻と三人で暮らしていた

些細な事からお互いの意見が食い違い、そこから夫婦中には深すぎる溝ができていた

気付いた時にはもう遅かった、まぁ良くある話と言えばその通りだ

そんな事を考えていると家のチャイムが鳴なり扉を開ける

「ピンポーン」

「まさー、飯と酒買ってきたから一緒にどーだ?」

こいつはヒロ

いつもこんな感じでやってくる

落ち込んでいる俺を気にかけて良くこうしてご飯を食べている

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