60〜脱衣場の敗北〜
遅くなりました!すいませんm(_ _)m
脱衣所に入る。クリムとコロイがトコトコと歩いてくるのが可愛らしく、頬が緩む。
「どうかしたかリラ?」
クリムか首を傾げ聞いてくる。
「いや、なんでもない。」
俺は棚に置いてあったタオルを3枚とり、クリムとコロイに投げ渡す。
俺は手招きして、2人を呼び寄せ、椅子に座らせる。
2人の髪や背中を丁寧に拭き取る。
ちなみに、出来た姉の姪っ子を風呂に入れたことがあるので慣れていた。
コロイの髪を拭いてやると気持ちよさそうに喉を鳴らしていて、ついつい拭いたあとに頭を撫でてやった。すると、より気持ち良さそうに目を細めた。
それを見たクリムも髪から雫を零しながらキラキラとした目でこちらを見てくる。
俺はコロイと同じように髪の毛の水を丁寧に拭き取る。そして、楽しみだったであろう。なでなでをする。柔らか細い髪の毛がふんわりと手に当たる。
しっかりと撫で終わり、クリムの顔色をうかがうと、撫でる前よりも満足気な顔で笑っていた。
「リラ!ありがとう!次は僕が拭いてあげるね!」
「コロイもする〜」
「え!?大丈夫だ。俺は自分でやるよ!」
拭き終わった2人がにじり寄ってくる。
「そんな遠慮しなくていいよ!」
「大丈夫、優しくするから」
3人の中で最も体が小さい俺の抵抗は虚しく、2人に拭かれた後、撫で回さる事になった。
「はぁはぁ、」
「リラ!早くギルドに行こうよ!」
「うん、早く行こう」
撫で回され、疲れた俺が倒れこんでいる間に服を着た2人が催促してくる。
俺は息を整え立ち上がり、自分の服などを入れた籠から持ってきていた新品の下着を着て、いつも通りぶかぶかなジャージの裾や袖を紐で縛り、いつものスタイルに戻る。
いつも通り強いて言えば…
「使い終わったタオルなどは私にお渡し...?お渡し下さい。」
宿谷のお兄さんが言葉に詰まるほど髪がボサボサになっていた。
もちろん、井戸水や川の水のせいではなく、
2人に撫でられすぎたせいだ。
俺は自分の髪を直し、使い終わったタオルをお兄さん渡す。
「ありがとうございます。それでは朝食の用意は出来ていますが、どうなさいますか?」
俺はどっちでもいいので、クリムとコロイの方を見る。もちろん、見なくてを回答は分かるが、一応だ。
「リラ食べてからギルドに行こう!」
「そうしよう〜コロイ、肉食べたい!」
「そうだな、お兄さん、朝食は食べます。用意お願いします。」
俺は予想通りの2人の回答に苦笑いしつつ、お兄さんに準備をして貰うように言う。
「かしこまりました。それでは食堂にどうぞ」
俺達はお兄さんに案内されるまま、宿の食堂に向かうのだった。
今日から、最初の方の話から誤字や文章、設定上の不備などを修正して行こうと思います!
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