1~転生~
初投稿です。誤字脱字が多いと思いますが、適当に暇があるとき読んでください。
「あー暇だな」そんなくだらない言葉を漏らし、しまいには小さなため息まで漏らす。
仕方のないことだろう、4年間も全力で務めていた会社を突然リストラされてしまった。
ため息の一つも出るだろう。
俺は仕事が結構気に入っていた。そして、真面目に一生懸命会社に貢献しようと努力してきた。自分で言うのもなんだが、上司から難しい仕事を任せてもらえていたと思う、後輩からも相談されることも多かったから頼られていたと思う。
なぜ、リストラされたのだろう。
そんなくだらない、考えても答えが見えない、いや、見えていても見たくない事に気がついたのは快晴の空に眩しい太陽が頂点に登る正午だった。
失敗したんだ。大きなプロジェクトを、それこそ社運をかけるような大きなものだった。
そして、すべての責任を負うように俺は職を失い、求職にする気力もなく、やることも無いため、いつの間にか子供の頃みんなで遊んでいた近くの公園まで散歩していた。
そこには週末の公園だからか、昼間にもかかわらずたくさんの子供たちが楽しそうに声を上げて遊んでいるところが見えた。俺は立ち止まり、おもわず自分にもこんな無邪気な時期があったと、少しだけ感傷に浸ってしまう。
薄くこぼれかけた涙を拭き取り前を見ると公園を飛び出し、道路に転がったボールを小走りで取りに行こうとする子供が見えた。
そこへトラックがつっこで来る、「危ない‼」声を発すると、反射的になまっていたはずの体は動きだし、トラックの前に飛び出た子供のもとへ飛ぶ。
ドゴンッ‼と重い音に合わせるように体に鈍い痛みと急激な熱さが身を焼く、俺は辛うじて動く首を当たる寸前に突き飛ばした子供に向ける。そこには驚きと不安で震えている子供が見えた。垣根に飛ばしたお陰か怪我もなかったらしい。
「よかった....」
俺は今にも泣き出してしまいそうな子供を安心させようと、声を振り絞ろうとするが体全身に痛みが駆け抜けるだけで声は出ず、体から力は抜け、視界がゆっくりと白く濁ってゆく。
俺は死んだのか?気がつくとどこまでも広がる白い空間に立っていた。理解できず周りを見渡してみてもなにもなく、それと同時に強い恐怖を感じ、体が自然と震えてしまう。俺は死んでしまった恐怖から目を逸らすように生きていた時のことを思い出し、体を見渡す。
そこには、いつも着ていた小さなロゴの入ったシンプルな黒いジャージがみえる。高級なものとか、誰かの貰いものというわけではないがこれはお気に入りで高校生の頃から着ている。
その次に俺は明らかにおかしなところに目を向ける。
「おかしい、なんでこんなにぶかぶかなんだ?」
そう、ぶかぶかなのだ。さっきまでぴったりと俺の体にフィットしていたはずのジャージからは手を目一杯伸ばしても肌色の手が見えない。
小さくなっている?俺は短くなった腕を出すため袖を捲り上げる。
そこには、小学校低学年の姪っ子の腕同じ位の細さで、それでいて色白の綺麗な可愛いらしい手だった。俺はある程度引きこもっていたため肌は白いほうだと思っていたが明らかにもっと白くなっていた。
手を握ったり開いたりするが、やっぱり俺の手なのかしっかりと動く。
そして、今まで触れなかった一番の違和感を確かめるため、再度息を整えズボンを開きパンツの奥を見る。そこにはある筈で、なかったらおかしい。男のシンボルが無くなり、胸にはないに等しいといっても過言ではない双丘が備わっていた。
「嘘だろ?」
俺は動揺を隠せず後ずさりしてしまう。
俺は状況を整理するためしばらく白い空間を眺めたり、自分の死を受け入れようとし、自分の体の変化を確認していた。すると突然目の前に光る球体が落ちてくる。
「きゃ!」驚いた声は高く可愛らしい、少ないともおっさんから出るはずのない声が出てしまい、少し恥ずかしく感じ、慌てて口元を押さえる。中身は28歳のおっさんのままだから違和感がすごい。
(おい!聞こえるか?小さき者よ)
謎の光る球体は飛び上がり、俺の頭あたりの高さをふわふわと浮いている。
(おい聞こえているなら返事しろ!)
「は、はい!」俺は、立ち上がり慌てて返事する。
(うむ、それでおまえは、死んだ訳だが....これからお前らの言う異世界に
転生してもらう、その為にお前にはいくつか我ら神が能力を授けてやろう)
「はい?どうゆうことでしょう?」俺は理解出来ず、手をすり合わせながらお得意の営業スマイルで尋ねる。
(その前に種族だが、不死の王リッチになってもらう)
「ちょ、ちょっと勝手に話を進めないでくださいよ!」
俺の言葉をガン無視して1人でどんどん喋り続ける球体に不満をぶつける。
(ごちゃごちゃうるさいな、いいから続きを聞け!)
当然のように聞き入れて貰えず、肩を落とすが仕方ないため、話に耳を傾ける。
(それでは、能力は、不老不死と闇魔術、回復魔術を授けようと思うが、特別にもうひとつだけ好きな能力を授けよう)
「好きな、能力ですか?」俺はゲームは多少していたが、仕事を初めてからからっきしやることはなくなっていた。
そのため、能力と言ってまったく思いつかない。
(何している、早く決めないか)
球体は幕してとてもせかしてくるしてくる。俺は手で長く感じるジャージの袖を握り考えると、あることを思いつく。
「な、なら、ジャージが壊れないようにしてください、俺の唯一変わらなかったもですし、このジャージすごくお気に入りなんです、壊れて欲しくないんです!」
(うむ、よかろう、そのジャージに自動回復能力を授けてやろう)
「あ、ありがとうございます?」
一応、社会人としてのマナーで感謝を述べるが普通に考えたら、俺はキレていいのかもしれない。
球体に体を向け握りこぶしを作り、そんなことを考える。
(うむ、それではもう送るぞ)
「はぁーわかりましたよ....」これは、もうなにを言っても駄目そうだな。
俺は諦めて肯定の意志を表す。
そうすると突然目の前がブラックアウトした。
俺
前世 28才 男 DT 人間
現世 11才 女 ロリっ子 リッチ
容姿 前世 どこにでもいそうな平凡な感じの見た目。(ジャージが好き)
現世 白い髪白い肌が特徴的な赤目の少女、年齢より幼く見える(死亡時のジャージを着ている)
性格 ふざけることも多いが、案外真面目
前世では、後輩から慕われていたらしい。
一人称は、俺
能力 不老不死
闇魔術、回復魔術
ジャージの自動回復機能
続きは、未定です。気長にお待ちください。
2020/04/11 修正済み。
変更内容 誤字の修正
文章の構成を少し変更
特に内容は変わっていないため読み直さなくても大丈夫です!




