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プロローグ

別の小説の息抜きのために友人1人と一緒に書いていくものです、大体1話ごとに書く人が変わるのでご注意ください

俺――端樹朝斗みずきあさとは死んだ。

別に自分の人生が嫌になって自殺したわけではない。

こういったことを言うと、自画自賛になってしまうが。

俺は顔もそんなに悪くはないし、運動だって平均以下。勉強はまあそこそこ。

けど、俺にとっては、そんな事は全然重要ではない。

少し前に、友人にそのことを言ったら、危うく殴られかけた、何故だ?

それに、俺には命の次に、大切なものがある。

まあ、大切なものとといっても趣味が、行き過ぎた結果だが、これさえあれば生きいてける、そう思えるぐらいの趣味がある。

そう、その趣味とは、世の一般人から言うと『オタク』と呼ばれるものの中に入ってる。

ゲームにマンガ、ラノベなど、これさえあれば1日頑張れる。

と、そんな感じで、俺は全く自殺しようとは思っていない。

では、何故死んだのか?こんな疑問が残るだろう。

簡単に説明すると、寝不足だった体に無理を言わして、その日発売のゲームを買いに行こうとした時に、トラックに轢かれそうな人を助けたら、その代わりに自分が轢かれて死んだ。

いつもだったらその人をどかした後に、距離的に自分も避けようと思ったが、そこに寝不足特有の眠気が襲ってきて、バランスを崩しそのまま………という訳だ。

結果――――――端樹朝斗は死んだ。死んだ……はずなのだが。

「一体全体、どこなんだよここは」

ハァッ……朝斗はため息をつく。

自分は確かに死んだはずなのに、意識がこんなにもハッキリとしているし、体の感覚があるものなのだろうか?

それに、自分が死んだという説明がつかない点がある。

それは、見渡す限りの真っ白な空間と目の前に佇む女神っぽいコスプレを女性がいる。

「あっ、やっと気づきましたか」

「ギャアァァァァ━!!」

喋るとは思ってもいなかったので、つい叫んでしまう。

「な、なんですか急に!なんで叫ぶんですか!ただ声をかけただけなのに……」

実は、そこまで驚いてはいないが、面白そうなので叫んでみる。

「アァァァァァァー!」

「あ、あの…」

「嫌だ……嫌だぁぁぁぁっ!!!」

「そ、そのはな――「イヤァァァァァァァ!!」――いい加減、私の話を聞いてください!!」

「了解した」

コスプレ女性を、からかっていたら、流石に怒られた

いや、だって、彼女の反応が思いのほか面白かったもので。

「それで、話っていうのは何ですか?」

「やっと、話を聞いてくれるんですね!有難うございます!って、なぜ私が感謝しているのでしょうか………まぁ、それはともかく、端樹朝斗さん、貴方は残念なことに、死んでしまいました」

「知ってた」

「………え?」

「だから、知ってた」

「ええっ!?」

どうやら、自分が死んだの知っていないと思っていなかったようで、逆に驚かれている。

まぁ、死んだのを自覚できる人の方が少ないか。

「じゃあ続きをお願いします。俺も死んだ後のことは分からないから」

「 ! それでは説明させていただきますね。貴方は死ぬ前に命を救うという善行を行いました。私は感動したのです。自分の命を顧みずに誰かを助けるというのはなかなか出来ることではありませんから」

確かにな。助けようと思うより早く体は動いていたし。がらにもないことをしたと思うが、助けられたのなら何よりだ。

「そんな貴方に私は『転生』をさせてあげたいのです。新たな世界で新たな人生を」

「転生っ!?今転生って言いましたかっ!?」

「え?転生と言いましたけど……」

「……よっしゃっ!」

目の前の女性に聞こえないぐらいの声と、見えないぐらいの小さなガッツポーズを決める。

オタクだったら、凄く喜ぶところだろう。

こいつ、なんでこんな冷静なんだ?と思うことなかれ、表に出せる感情がさっきのが限界だっただけで、内心ではかなり、喜んでいたりする。

「?どうしたんですか、いきなりガッツポーズするなんて?」

「あぁ、いえ、ちょっと嬉しかっただけなんで…」

どうやら、この女性にはばっちり、見られていたらしい。

誰もがこういった事を考えるだろう…いや男性たちと言った方がいいかもしれない。

かくいう俺も密かに考えていたのさ……考えるというより妄想というべきだろうが。異世界転生がもし出来るとしたらどうするかをな!皆もやったことがあるんじゃないのか?異世界に行って楽しくすごす、そんな妄想を。凄い能力もらって敵に対して無双する。

ロマンがあってなおかつ、テンプレだろ?オトコなら一度は憧れるよな?

「それで、その転生ってやつで、俺はどんな所に?」

頭を落ち着かせるついでに、転生の話を聞いてから気になっていたことを聞く

「ええと、端樹朝斗さんに、転生してもらう世界は……」

「世界は?……」

九割の期待と一割の不安を抱きながら、彼女の次の言葉を今か今かとまつ。

「なんと端樹朝斗さんには、私が創った大陸のある異世界へ転生してもらいます!」

「はあ……」

「あれ?あんまり嬉しくなさそうですね」

それもそうだろう、あんな良くわからない説明をされてどう喜べばいいのやら。

もっとこう、「剣と魔法があるファンタジーな異世界です!」とかならテンプレだが、充分期待が増すというのに……いや、こんな愚痴を吐いている場合じゃない、取り敢えずは。

「いえ、少し説明がわかりにくかったので、困惑してたんですよ」

「あ、そうなんでしたか、それじゃあもう少し詳しくその世界について説明させていただきますね」

よし、これでどんな世界なのか、知ることが出来る。

「端樹朝斗さんが転生してもらう世界、いえ、この場合は大陸ですね。エルドシア大陸は武術に特化した国、魔法に特化した国、科学に特化した国、商業に特化した国、そして四つをまとめる国、この五つで出来ています。ここまでは大丈夫ですか?」

「ええ、大丈夫です。」

なんと、剣と魔法どころか、科学まである世界とは。

これは転生しがいがあると言ったものだ。

「それでは、続いて説明させて頂きますね。この世界は大陸と国の名前には創ったとされる神の名がつけられています。私の場合はエルドシア大陸を創ったのでエルドシア、という名前になります。」

そう言って彼女―――いや、エルドシアさんは説明を続ける

「しかしあちらの世界は、山賊や魔物など様々な害悪が存在します、これは実際に見てもらうしかありませんね。そんな危険な所に端樹朝斗さんを送るには少々心もとないので私の方から三つほど転生特典なるものをつけさせて頂きます」

「心なしか、俺けなされてません?」

「いいえ、気のせいですよ」

彼女の笑顔が怖い。

もしかしたら最初に叫んだことを未だに根に持っているのかもしれない。

彼女が知っていのかわからないが、俺は途中からからかっていたし。

けど、三つも特典が貰えるのか、もしかしてこれが転生させるの初めてだったりしてな。

「それで、どんな特典が貰えるんですか?」

「ええ、端樹朝斗さんには、今回この世界初めての転生者とゆうことで大量の魔力、身体能力の上限突破最後に、全ての武器や魔法に対する適正です。」

大量の魔力とゆうのは、なんとなくわかるがほかの二つが上手く理解出来ないが、物凄いチートな感じがする。

てゆうか、本当に転生させるの初めてだったのかよ……

「わからない特典があったんで質問してもいいですかね?」

「ええ、大丈夫ですよ、あまり詳しく説明する時間はないかもしれませんが」

どうやらあまり時間がないらしい。

「じゃあ早速、身体能力の上限突破ってどうゆうことですか?」

「ええとそうですね、簡単に言ってしまうと、鍛えれば鍛えるほど強くなれるってことです」

結構簡単に言われたが、こっちの方がわかり易かった。

「じゃあ次に、全ての武器や魔法に対する適性ってのがわからないんすが」

「こちらの特典の効果は、説明されるより実際に使ってみればわかりますよ」

「そうですか、わかりました」

どうやら彼女自身にも、上手く説明出来ないらしい。

「えっと、そろそろ時間ですね、ないか他にありますか?」

「それじゃあ最後に一つだけ、この姿での転生ですか?」

「いいえ、一度あちらの世界の赤子となってもらいます、記憶などはそのままなので大丈夫ですよ」

どうやらこの十八年間お世話になった体とも別れのようだ、そう思うとなんだか悲しいがそれよりも新たな世界が楽しみでたまらない。

「それでは、端樹朝斗さん、あちらの世界で初めの方は戸惑いもあると思うでしょうか、どうか新たな人生を楽しんでください!」

エルドシアさんのそんなセリフと笑顔と共に膨大な光の奔流が迫り思わず目を瞑ってしまう。

そこで俺の意識は一度途切れることとなる。


結構2人で作業すると1人の時より負担が減るのが実感が湧きましたw

こちらを読んで面白いなと感じて頂いただければ幸いです

あと、もう一つの小説の方も読んでくれると嬉しいです(懇願)

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