the letter
いつか手紙を書きましょう。メールでも電話でもなく、この感情をありのまま言葉にして。
……言ってみたかっただけですスイマセン!
もしも明日僕が死ぬとしたら
君に何を伝えようか。
今まで伝えられなかった大事なこと
言い残していたことを、全部。
遠く澄み渡る空へ送る言葉が
君のもとへ届く日は来るだろうか。
あの夕暮れに託した思い出は
今でも君で溢れているのに。
登っては沈む太陽と月が
決して触れ合わないように
いっそ僕らも出会わなければ、なんて。
とんだ戯言を吐き出してみても
やっぱりこの想いは救われないんだ。
もしも今夜僕が死ぬとしたら
もう君には伝えらんないな。
何億年分の「愛してる」も
何兆年分の「ありがとう」も、全部
あんなに好きだったのに
結局僕の言葉は届かなくて
また立ち止まって泣いてるんだろう
記憶の中の君を見るたびに。
登っては沈む月と太陽が
決して触れ合えないように
あと一歩踏み出せていたなら、なんて。
もう遅い後悔を吐き出し続けて
この部屋で一人静かに消えてくんだ。
悲しいも苦しいも辛いもさみしいも
君に恋してから増えてばかりだ。
それでも想いを捨てきれないのは
楽しいや嬉しいや喜びや幸せが
確かにここにあるんだって
知ってしまったからなんだ。
この気持ちを素直に言葉にしたら
君はどんな顔をするだろう?
きっと不器用な感情が僕の全てで
壊れたら終わってしまうけれど
でももう後悔するには飽きたから
怖いのなら目を閉じて
耳を塞いで
君のための愛の歌を。
「好きだよ」
僕のために唄おう。
もしもいつか僕が死ぬとしたら
君に何かを伝えたいな。
言いたいことはたくさんあるから
ゆっくりこの想いを、全部。
僕のいない世界で生きていく君が
誰かの隣でさ
少しでも僕を思い出してくれたなら
きっとそれは
世界で一番幸せなことなんだ。
だから僕はここで一人
今も唄い続けてるよ。
誰もいない世界の隅で
朝を待つ空へ向かって
何億年分の「愛してる」と
何兆年分の「ありがとう」を。
ご意見ご感想お待ちしておりますー。




