肆 ~喜怒哀楽と感情線の性→表~
「もしもし。」
「・・・・・やっぱ、黒の方がお似合いかもねぇ~。」
聞き覚えのある、電話越しだけの声。
「お前・・!!なんで、この電話・・!」
「まぁまぁまぁ、抑えて抑えて。いい?怒らないでよ?」
「怒るなんて、とっくに超えてるよ。」
くっそ・・コイツの声はいつもムカつく・・!
「せっかく、最期の時を過ごさせてあげたんだから感謝しろよ~」
やっぱり、コイツの計画通りか・・!
「おい。ターゲットにも何か言ったろ・・!」
「え?あぁ、あの子。何も、言ってないよ?」
「嘘をつくのはやめろ。じゃぁなんで、タイミングよくいなくなるんだ。」
「本当に知らないって。あぁ、確かに彼女は誘拐したけどね?」
軽々しく答えやがって。
「・・・・しょうがないな、君がそんなに必死ならヒントあげようか。」
「っ・・!?早く教えてくれ!」
あぁ、くそ。コイツに動かされているのはすごくわかる。
痛いほどわかってるが・・。
今は、コイツに従うほかない。絶対、これが終わったら殺してやるからな。
この野郎。
「新しい携帯に初めてのメールだね!一番乗りだね!じゃ、メール送るから~」
すごい、能天気な声で通話が切れる。
メールが一通。
そこに書いてあったのは、地図。
ある裏通りに、バツ印がつけてあった。
ここに行けってか。
絶対、殺す。
お前のおかげで、立派な殺し屋になったんだ。
殺し屋としての性を末等してやる。
全てを捨てろ・・。悩みも何もすべて。自分を捨てろ・・。
独りを貫け・・。
それが、俺の仕事の基本事項。
・・・それが、殺し屋。
“守るものは守る。守るからこそ殺す”
・・・それが、俺のやり方として基本事項追加。
よし。
行こうか。




