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プロローグ
受験が終わり、勢いで書いた物語ですので、正直続くか分かりません。
一応ストーリーは考えてあるのでしばらくは続くとは思いますが、それでも亀更新になると思います。なにとぞご容赦ください。
唐突だがみんなに質問がある。みんなは化け物や妖怪、幽霊のことを信じるだろうか。
河童や妖狐、ミノタウロスなどのうわさや伝説上の存在。
それらはどれも何らかの力を使って人と関わっている。
人を助けたり、幸福を運んできたり、いたずらしたり。関わり方は様々だ。
しかし様々とは言っても、そのほとんどは人間に悪い影響を及ぼす。
ただのいたずらだったり、命を奪ったり、被害の大きさは違えども危害を加える。
まぁ、そうは言ってもやっぱりいい奴もいる。座敷わらしなんかはいい例だ。
ただ、それら全てを通していえるのは、どれも―――――――人の敵わない存在であるということだ。
そして僕は、そんな存在に、出遭った。出遭って、しまった。