薬剤効果
病気と仲良く過ごしていこうと決意してから、少しずつ自分の中の意識も変わっていったように思う。
元々、病気持ちには見えないようであったのだが、更にいつも元気と言うイメージが、友達にも職場の仲間にもあったようである。
よく「いつも、元気だよね~。病気なんて知らないでしょ?」なんて質問を受ける。
「病気はあるんだよね。治らないとは言われてるんだけど」と答えるとびっくりされる。
病気を撥ね飛ばしてるように見えるらしい。
まぁ、『病気です』というような雰囲気を醸し出すのも嫌なので、普通に生活しているとそう見えるのかもしれない。
子育てして、家事して、仕事して。
子育ては自分なりには結構頑張っていたつもりだったけれど、楽に育てていると思っているのか、かなり批判を受けていた。
「うちも、こんな風だから、絶対あなたの子もそうなるよ。」と。
育てていて、言われた人のようには何一つならなかったけれど、親としては頼りないように見えたのかもしれない。
いつもそんなことを言われるから、ストレスは少しずつ溜まっていった。
また食べたらいけないと言われていたものが、好きだったものもあり、それもかなりストレスだった。
本当はいけないんだけど、たま~にダメと言われた食材もほんと少しだけ食べてしまうことあった。
そんな小さい出来事でも、自分なりにはストレス解消になったり。
相変わらず内服はしていたが。
薬の増減はなかったものの、採血結果はあまり一定ではなかった。
が、小さな増減なので先生からも指摘されることなく過ごしていった。
そんなときに、ある職場で働いていたとき
【アイソトープ】治療の話を聞いた。
ある先生に詳しく聞くと、地元で治療を始めたところがあると。
でも、まだ実績がないからね~とのことで、アイソトープができるようになった病院は受診せずにいた。
でも、少しずつ少しずつ、思ったより薬の効果が減ってきたようであった。
いつも受診している病院からは
「この薬も10年くらいしか飲めないんだよね。
薬の効果がなくなってしまう。
でも、他の薬が使える訳じゃないからね。
でも、直ぐにやめる訳じゃないからね」
とは、言われていた。
それから数ヵ月たち、2年かからずに薬は中止することになった。
予想はしていたが、病状がどうなっていくのか、小さな小さな不安はあったように思う。
それからが、ほんとの自分との戦いになっていく。
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