中学生•••私の体、ちょっとおかしいかも•••
自分の病気について、自伝的なものを書いていきます。
甲状腺の病気と向き合っての個人的な感想、思いを載せていきます。
最近、この病気で悩んでいる方が多いことに、気がつきました。
一生治らない、この病気で死の危険性があるとよく言われます。
少しでも、そういう方たちの救いになればと思い書き始めました。
自分がおかしいと感じた時期まで遡ります。
この病気を診断されてから31年、おかしいなと思ってから38年ほどになるので、その経過を辿っていきます。
私が書くことによって、1人でも多くの人の心が救われますように。
自分の体調の変化に気がついたのが、中学1年生13歳頃だったように記憶している。
今までと違うような汗の書き方。
吹き出してくるような汗。
滝が流れるような汗。
あと、たまにちょっとした事でも息が荒くなる。
なんか、変だなぁとは思いながら、日々を過ごしていた。
思っていたが、それだけ。
だって、家族や親戚、友達に相談することができない状況だったから。
というのが大きな理由だったと思う。
…というのも
実の母は、私が幼少期に亡くなり、私の中では実の母の記憶がない。
5歳の時に、今の義母と一緒になった。
その時に、血のつながらない兄もできた。
いわゆる、親の再婚というもの。
小さい頃は特に大きな問題もなく過ごすことができたが、歳を重ねるごとに性格の不一致というものを感じるようになってきた。
少しずつ少しずつ、自分の感情を表に出さない事を覚えるようになった。
なるべく心の中に言いたいことを溜めるようになった。
10歳くらいになると、自分の感情や考え方を表に出すことができなくなっていた。
義母は、ヒステリーでちょっとした事でも怒る。
自分の中で、段々と感情が消えていくのも分かっていた。
むしろ、感情を見せなくなっていた。
そんな理由から、体調がおかしいとは絶対に言えなかった。
多忙な父には相談するということも、全然考えられなかった。
父にはよく
<お前は、誰に似たんだ?>
とよく言われていたのが、原因かもしれない。
父の体型も全く似てなかった。
外見的な遺伝は全くなかったと言ってもいいくらいだった。
父は母の事を知ってるはずなのに…という反感しか持てなかった。
家族での除け者扱いをされた気がしていた。
多分、実際そうだったのかもしれない。
私の取り扱い方が分からなかっただけかもしれないが。
そんな理由から、自分の体がおかしいんだ。
とか、きちんとその病状を説明する事ができなかった。
上手く説明する術も持っていなかった。
それが、中学生になった歳の事だった。