表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
73/73

エピローグ 3

 僕の結論。



 海賊は欲張りだ。



 船長も言っていた。



 だから、欲張ってみた。



 帰る場所が無いなら、作れば良い。


 幸いにして、家族揃っている。



 夢が無くならないように、この夢の国を守れば良い。



 家族で。仲間で。



 あのとき、落ちた僕を妖精達が受けて止めてくれた。


 ティンカーベルに笑われたけど。


 彼女の笑顔も悪くない。



 ネバーランドは、少し変わった。



 海賊も空を飛ぶ。


 チャイルドも空を飛ぶ。


 ネイティブズは、嫌がった。



 夢の国は学校のようだ。



 刃は全部落とされた。


 傷つく事の大切さ、傷つけた時の大変さを学ぶ場になった。


 必要な事、求める知識は学ぶ事が出来る。


 何人も何人もネバーランドから巣立って行った。


 世界に、平和を。と願い、命をかけに。



 妖精は、泣くようになった。


 志半ばで倒れ、それでも魂だけになって礼を言いにくる人間達に。愛を込めて。



 どのくらいの時間が流れているか僕には分からないけど。



 北極星の右の星に真っすぐ。


 僕らの場所。


 入り口は変わらない。



 待ってるよ。





 じゃあ、またね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ