表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/73

黒き白銀の妖精 1話

 さてと。


 僕は、船から降りるとため息をついた。


 次の目的地は、なかなかやっかいだ。なにせ気まぐれに移動してしまうし、どこにいるか分からない。


 そう、僕の次の目的地は、一匹の妖精だ。


 他の妖精に居場所を聞こうにも、妖精は人間を見ると一目散に逃げてしまう。


 僕がロストチャイルドの時も、そうだった。


 ただ、その妖精の女の子だけが逃げずに微笑みをくれた。だから、忘れない。


 妖精の存在を信じていられる。


 だから、僕は、家からピーターパンを見張れた。


 普通の大人には、妖精もピーターパンも見えない。


 信じていないから。


 さておき、困った。


 公園の中を探してみたけど、僕を見た妖精が泣きながら逃げていくばかり。


 正直へこむ


 しかし、諦めるわけにはいかない。


 彼女の事を、よく考えよう。彼女は、月光浴が好きだったな。


 この広い公園で月の光が当たる場所なんて腐るほどある。


 ホントに困った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ