編入生と、蠢(うごめ)く影
「編入生!」
俺が移動しようとした時に、突然話しかけられた。
「ん?俺のこと?」
「あぁ、見たよ、君の戦いっぷりを、さすが公爵の推薦がある人だ。」
「あぁ、どうも。」
「ところで、編入初日だから、場所もわからないだろうから、もし僕で良ければ案内するよ。」
「本当か?それは助かる。」
「僕の名前は、レイド・アシュモーツだ、レイドで構わないよ、これからよろしく。」
「カナタだ、よろしくなレイド。」
「うん!」
俺たちは少し挨拶を交わしすぐに診断室に向った。
「ここが診断室だよ、僕達は学期が変わる毎にここで実力、つまりステータスの診断をするんだ。
ここで診断された結果は、今後の授業に反映されるからね。」
なるほど、生徒の成長度合いを図りそのレベルに合わせるってことか。
「なるほど。」
「それじゃあ僕の番が来たから行ってくるね。」
「あぁ。」
さて、俺の番になるまでもう少しかかるな。
「次!カナタ!」
あ、もう俺の番か。
「はい。」
「よう、新入り、なかなか面白い編入試験だったぞ。
これからも頑張ってくれ。」
「はい、ありがとうございます。」
「さて、ステータスを調べさせてもらうよ。
この上に血を一滴垂らしてくれ。」
そう言われて、プレートを差し出された。
俺はその上に血を一滴垂らした。
プレートを先生に渡した途端、先生が反応する。
「?!
こりゃどういうこった?」
「え?どうかしました?」
「あ、いや、それがステータスが表示されねぇんだ。」
「え?」
「ほら!」
そういわれ、プレートを渡される。
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《ステータス》
カナタ
ーーーーー
ーーーーー
ーーーーー
ステータス
戦闘力:ーーーーー
HP:ーーーーー
筋力:ーーーーー
魔攻:ーーーーー
防御:ーーーーー
幸運:ーーーーー
スキル:不kーーーーーーーーーーー
YUN
称号:ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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だった。
「こんなこと今までに起きたことがねぇな、
まさかステータスが全部表示されねぇとは。」
これは、俺が奈落にいた頃のステータスは完全に隠蔽できたってことか。
「それって、まずいんですか?」
「あぁ、別に生きていく上ではまずくはないが、この学園にいるなら少し面倒なことになる。
まず、このプレートは、自分を証明するものになるんだ、まあ、要するに生徒証だな、これを使って決闘を受けたり、申請したりすることや、寮への入室もこれを使う。
しっかし、表示されねぇとはなぁ〜。」
「はあぁ。」
なるほどな、このプレートってそんな役割があったのか。
そういえば、この学校って全寮制だっけ。
ちなみにルナは、長期休暇だったため、実家に帰っただけで、別に実家から通っている訳では無い。
「まあ、こっちで何とかするわ。
もういいぞ。」
あ、何とかするんすか、そうすかそうすか。
「はい。」
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「どうだった?」
「いや、まあ、色々あったんだ、聞かないでくれ。」
「そうかい?なら、僕も余計な詮索はやめよう、お互い戦力は隠しておきたいしね。」
「まあ、そういうことだな。」
「それじゃあ、学園も終わったことだし、この学校を案内するよ。」
「お!頼む!」
その後、レイドにいろんなところをあんないされて、この学園についての場所は大方把握出来た。
とまあ、こんな感じで、俺の編入1日目が終わった。
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「ふふふふふふふ、久しぶりだなぁ。
○○○○よ、まさか、貴様を起こすのにここまで労力を要するとはなぁ。」
「…………何のつもりです?」
「なぁに、俺の厄介者があらわれたんだそいつを始末しろ。」
「……断ります、あなたのようにものになぜ私が協力しなければいけないのですか?」
「ふはははは、そうだな、でも、これを見ても貴様は協力しないのか?」
地面には、投射の魔法があった。
そこに映された映像に私は思わず息を飲んだ。
「っ?!」
「さあ、どうする?せっかくのチャンスだ、ものにしないとなぁ〜?」
「………。」
「ふはははははははは!!!」
ご閲覧ありがとうございます!
作者のmeikaです。
さて、話が中盤に差し掛かろうとしています。
ここから少しずつ話がややこしくなるかもしれませんので、ついてこれない人は、コメントをください、自分が解説致します。
それでは、また次回でお会いしましょう。




