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プロローグ
人を信用するというのは、表向きの発言である。
信用するという発言をして、相手をその気にさせる。相手をその気になった事を確認すると、今度は利用するという選択肢が出来る。
自分の都合が悪くなると、その利用するという選択をし、どんなにその人が傷付こうが関係なく、都合を良くなる様に変化させる。
信用された人間も人間で、信用されているという重りがぶら下がっているため、裏切られたや利用されたという気持ちにはならない。
まあ、逆もしかりだろが、それが俗に言う『友人』なのならば、俺は一生求めない。
深く付き合わず、信用もせず、上辺だけで全てが上手く行くのであれば、俺は、その道を極めていきたい。
中学 3年 花咲 友愛