月の裏側
久しぶりの投稿です。
思いつくままに書きました。
月の裏側を見に行こう
陽の当たらない 暗い影
兎も眠る 死のセカイ。
全てのモノには
裏と表があって 陰と陽がある
それって当たり前のようだけど
実はとてもスゴイ事。
見えない部分を知る事は
僕にだって怖いんだ。
月の裏側を見に行こう
その始まりを知る為に。
僕にもある 裏表
君にもある 陰と陽
それでも僕らは 同じ生き物、同じ生命
限りある時間を生きる 弱くてちっぽけな生き物
今日と言う日を必死に生きて 明日と言う日を目指してる。
死ぬ事は平等で、誰にでも必ず訪れるけど、
僕は「死ぬ事」が怖いです。
何も感じられなくなるのは淋しいです。
「怖くて良いんだよ」
ぼくの隣にいた君が、不意にそう呟くから
乾いた頬に一滴 月が涙を零します。
月の裏側を見に行こう。
知らない世界を二人 生きて行こう。
いつか僕が年老いて、君も白髪を携えて
別れる時が来たのなら
今日のこの日を思い出し、君に「死化粧」をして欲しい。
月の裏側を共に目指した
この温かな君の手で…。
お久しぶりです。lieです。
ここまで作品を読んで下さった方、ありがとうございました。
かなり遠回りな告白は如何でしたでしょうか。
感想、評価など頂けると幸いです。