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神話群と俺達  作者: のるのる、うぇー
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キチガイ死す。

作者の所謂、処女作であります。誤字報告などよろしくお願いします。

よう皆、元気にしてる?

俺のことはまあkとでも呼んでくれ。典型的な文系で英語・国語はとれるが物理・数学は平均点ギリギリのラインの馬鹿であり自称進学校(偏差値61)に通っている北欧神話・ゲーム大好きな高校一年男子である。


「よう同士!相変わらず冴えない顔しやがって」

せっかくの休み時間を妨害してきたこいつは俺の少ない友達でありロリコンでドイツが大好きな歩く18禁。sweエスウェーだ。sweの所以は体育の授業があった日、放課後に「社会の窓(social window)開いてたぜ〜超エクサイティング(exciting)!」と言ってきたことである。ちなみに容姿は髪は爆発しており身長は低いが筋肉質で女子からはヤンキーと思われているほどである。このユニークな姿から一部男子にはドワーフとも呼ばれており本人はそのことを誇りに思っている。


「おいおい俺様ちゃんの顔をよく見ろどっからどう見てもイケメンやろ」

「チビだけどね」

「お前のが小さいやろがい」そうなのである。この男、俺よりも小さいくせに事あるごとにチビと言ってくる

「俺はドワーフだからこれでいいんだよ」

(…なんやこいつなかなかうまいこと言うやん)そんなことを考えていたときだった。

「そんなことよりも同士、ついにドイツの国内総生産が日本を超え世界3位になったそうではないか!ドイツは素晴らしいとは思わないかね。我々ドイツの科学力は世界一ィィィ」…なんかうちのクラスにシュト◯ハイムがいるのだが

「あぁ!?テメエ…ドイツなんぞ狂人の集団だろが。目を覚ませ。素晴らしい国はNorwayだ」

「ふっ…戦力が低く第2次世界大戦時においては数日で我がドイツに屈した国が素晴らしいだと…笑わせてくれる」

「君…触れてはならないとこに触れてしまったな。でも…ノルウェーが降伏する前にデンマークが数時間で降伏してるからそれよかマシだろ。ドイツも結局戦争負けてるしね」

「いやいやドイツは確かに敗戦国だが日本とは違って軍事力は未だに高いぜ。知ってるか?ドイツの第2次世界大戦時の戦車ってさあまり使われていないが戦績はエグいくらい良かったんだぜ。それに比べて君たち北欧の国はおもちゃみたいな戦車を使っていたじゃないか。」

あの…日本の戦闘機とかかなりエグいのあるしイージス艦も物凄い高性能だから日本とあまり違わないのでは?という言葉が思い浮かんだがぐっと飲み込んだ。こいつはドイツに詳しすぎるし、なんだかんだ俺も言ってることを全て理解してるのでクラス連中から変な目で見られているのに(裏では1年H組の異端者たちと言われていることを俺は知らなかった。)これ以上自分から地雷をふんで更にドイツに詳しくなりクラス連中から怪奇な目で見られる必要はないのだ。ここは話を変えるか

「まあ、そんなのはどうでもいいさ。俺が真に興味があるのは北欧神話だからね」

「…お前、実は俺よりもやばくね?今持っている本もルーン文字大辞典とかいう物騒なものだし。さっきもよくわからんことブツブツ呟いてたし」

「ルーン文字は物騒じゃないよ。キリスト教が北欧に広まってしまって廃れたせいでそんな用いられ方がされたけど。しかもドイツだって第2次世界大戦時において―」―ルーン文字勝手な解釈して使ってたよね―

そう言おうとしたときだった。ノートに書いていた「戦いのルーン」の文字が心なしか発光したのがクラスメイトの女子に見られ、見られた羞恥心で俺の精神がこの世界からぶっ飛ばされていった。

「うわぁぁあ!」(高校生にもなってノートにルーン文字書くってなんだよ!しかも見られたの女子にだし)俺は恥ずかしくなってその場から走り去ろうとした。しかしなんと運の悪いことかな…俺は何も見ずに教室から飛び出したせいで階段に突っ立ていたデブに気づかずぶつかってしまい、転落。

結論…死亡なお死んだのは俺だけでデブは大丈夫だったらしい。なんならびくともしれない。ちなみにこれが分かったのは俺が幽体離脱していたからである。…なんか自分のしたい見るのって嫌だね。手足折れ曲がっているから汚い花火みたいで。

そんな事考えていたら視界が闇に覆われた。

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