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春夏秋冬

作者: GONJI
掲載日:2022/11/28

この国では毎年四季が巡る

この国に住む人にとっては当たり前のこと

だから、異変が起こればそのDNAに刻まれた何かが違和感を覚える

ただ、徐々に徐々に見つからないように変化し続けているとしたら、気付いた時は大変なことになっていて慌てることも多い

最近になってこの国で言われだしたことは

春が短い、夏は酷暑、秋は暖かいと思っていたのに、いきなり極寒の冬が来る

ラニーニャ現象が発生すると冬は寒いらしい2022年から翌年にかけての冬もそうらしいと長期予報で言っていた

暦が季節を流しているのではない

何故なら、最近はその日がやってきても期待を裏切られることが本当に多い


春らしいと感じるのは分厚いコートが暑くて来られなくなった時にそう感じる

それもそれぞれの人の暮らしの中で時期が違う

電車に多く乗る人、自家用車にしか乗らない人、ほとんど外出しない人、屋外にいることが多い人

みんな感じる春らしさは違う

お洒落で薄着をして風邪なんかひいてしまうのもこの時期が多いかもしれない

桜が満開の頃は外に繰り出したいのだが、花冷えという言葉があるようにまだ肌寒いことも多い

この寒さが桜の花を長持ちさせるのだから自然の摂理はうまくできている

桜が散るとぐんぐん気温が上がってくる

最近はもう夏か?なんて勘違いする日も多くなった

そんな時雨が降り続いたりして梅雨という季節が割り込むことを思い出す

ジメジメして気分も冴えないこともある

最近の梅雨は局所集中型になりつつあり洪水の被害を心配しないといけなくなってきた

降らない所にはほんと少なすぎて、水不足の懸念も出だした


夏になるととにかく暑い、梅雨の時期が短くなりいきなり酷暑がやってくる

半端ではない危険な気温が襲ってくる

そしてスコールのような猛烈な雨が局所に降る

梅雨時だけでなく、この時期にも洪水の心配が必要になってしまった

この国は中央部が山で海までの平地の距離が短いので、一気に平地に雨水が押し寄せてしまう

さらに土砂崩れのニュースも珍しくなくなった


酷暑にもう飽き飽きしてきても終わる気配を感じない夏の終わり

秋になっても良さそうな日がきても夏は引き下がろうとはしない

やはり暦が季節を流しているのではない

そしていつから秋になったか解らないまま世間はハローウィンだと騒ぎ出す

この頃には充分秋のはずだが年によってばらつきがすごい

今年はハロ―ウィンが過ぎても日向は暑いぐらいの日が続いた

秋らしいとは長袖になり軽い上着を着るようになって実感する


そしてそこからいきなり気温が下がる

なんの前触れもない

いったいどうしたんだろう?と思うぐらいいきなり気温が下がる

慌てて、上着を出す、布団も分厚くなる、こたつを我慢しようかどうか迷い出す

風呂に浸かると天国だと感じるようになる

鍋料理を暑いと思わずに普通に食べられるようになる

こうなると冬を実感する

街はクリスマスソングが流れ、飾り付けが施されるようになる

雪の降る地域は降らないかドカ雪かに極端に分かれるのも最近の流れ

都会ではホワイトクリスマスは一生で何回経験できるかわからない程度

この国では12月25日が終わると徹夜で街の模様替えが施されるようだ

翌日には迎春一色の中に売れ残ったケーキの風景が見える

寒い中に年の瀬と新年を感じる

これがこの国の冬の一大イベントだ

そして年が明けてから本格的に気温は下降を始める

いつまでも寒いねとの挨拶が日常になる


桜はこの頃には芽を膨らませ春の開花の準備を始める

この国の春夏秋冬はこの繰り返しだけど

この先も続くのだろうか?


未来人と話をして通じるのだろうか?

普遍的なことであってほしい。



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