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魔王からの手紙
―魔王からの手紙―
明後日。
サラ姫 若しくは セーラ姫を 我が嫁に迎えに参上する。
もし逃げたら そなた方の産みの母親 イヴ女王の命は頂く。
―――魔王サタン
「なっ…なんッ…何だって―――!?!?」
「おっ、お姉ちゃん……?」
俺は部屋に置いてある鏡をチラリと見た……。
その鏡に写っていたのは セーラ姫とそっくりな女の子の姿だった。
※ドレスの色は淡い水色。
どうやら俺は セーラ姫のお姉さん……“サラ姫”と 入れ替わってしまったらしい。
つまり…イヴはこの子達のお母さんでアダムはお父さん……って事か。
「はぁぁ……」
俺は大きなため息を吐いて 頭を抱えた……。
そう、俺はまた……ゲームの世界に 戻って来てしまったのだ。