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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

連載中

魔法使いの家系なのにスキルが「ダッシュ斬り」なので追放されました〜でもなんか剣に魔法っぽいの纏ってるし、意外といけるんじゃないか?〜意外とどころか最強になったことを彼だけが知らない

作者:コータ
 十五歳の誕生日を迎えたエクスは、緊張と期待で胸がいっぱいだった。
 この世界では十五歳になると、スキルという力を授かる儀式を受けることができる。

 魔導貴族という特殊な家系に生まれ、規格外の高い魔力を持ちながらも一切魔法を使えなかったエクスは、今回のチャンスにかけていた。スキルを得たことで、スムーズに魔法を使えるようになる者が大勢いたことを知っていたからだ。

 だが儀式を受けた時、彼はどういうわけか剣士のスキル【ダッシュ斬り】を習得してしまう。当然ながら魔法は使えるようにはならず、兄からは嘲笑された挙句虐げられ、父からは失望のあまり追放処分を受けることになってしまう。

 しかし、エクスのダッシュ斬りは他剣士のそれとは違っていた。とある事がきっかけで出会った女剣士は、彼のスキルに大きな才能を感じ、剣の使い方と練習方法を教えることになる。
 一年後、女剣士が驚愕するほどのダッシュ斬りの使い手になったエクスは、大陸中のみならず世界中でも類を見ないほどの強さを手にしていた。

 しかし、女剣士はエクスにはまだまだ伸び代があると感じ、武者修行の旅を命ずる。彼は素直に従い、いく先々で騒動に巻き込まれつつ、多くの人々に驚愕を与え、そして認められていくことになる。

 ※カクヨムでも連載しています。
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