表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
屍怪人 GUYコツの受難  作者: 恐竜列島
集結の旅路
23/214

病室にて

「〜〜」

「〜〜」


凹凹マンの病室前に着いた。中から何やら話し声が聞こえる。


こっそり中を伺うと、スーツ姿の女性ーー先の会議で一言も発さずに参加していた気がする。名前は……なんだっけ?

その女が凹凹マンと話をしているようだ。


部屋を覗く俺に気がついたのか、凹凹マンが声を掛けてくれる。


「あっ!GUYコツさん、来てくれたんですか!嬉しいなぁ。」


その言葉に反応し、スーツの女はこちらを睨みつける。


「じゃあね、ボコ。変な奴もきたし私、帰るね。」


そういうと椅子から立ち上がり、凹凹マンに気さくな感じで別れ告げる。

敵意なようなものを俺に向けながら、俺と入れ替わりに病室の出口に着くと半身を見せながら、凹凹マンに何やら忠告のような物をしていく。


「またね!あの話は忘れないでよ。」


凹凹マンは苦笑いをしながら、「うん、また!」、そう言い手を振り女に挨拶をする。


「へー、凹凹マンも隅に置けないな。ボコって可愛い感じのニックネームじゃねーか。」

「あっ、GUYコツさん変な想像してるでしょ?彼女とは腐れ縁なだけですから。」

「そっか。まぁ詳しくは今度聞かせてくれな。」

ハハハと苦笑いをしながら、凹凹マンは話題をかえる。「自分の事は置いといて、そんな事より聞きましたよ。イクラシティに行くんですってね?良いなぁ……自分はドクターストップですよ……自分もイクラシティ行きたかったです。」

「あぁ、さっき来てた人から聞いたのか。はぁ……いきなりすぎるよな……」

「3日も猶予があるので、まだ良かったと思いますよ。自分がショッカーの時は当日作戦決行みたいな事も多々ありましたし……怪人協会の入会試験みたいに突然、集まって暴れてねー。みたいな?」

「それは……苦労してるんだなぁ」

「まぁ、ショッカーなんてそんなもんですよ。」

「あっ、スルメンさんやキャットシーさんあたりに一報入れておいて、旅の支度はした方が良いかもですね。確か距離ありますよね?」

「半日くらい掛かるってよ。まぁ夕方に出て夜着く感じになれば良いかなって。明日はイクラシティを見学しながら襲撃プランでも考えるよ。」


「本当に良いなぁ。楽しそう……自分は行けないのが本当に悲しいです……」

「気にすんなよ。お土産買ってくるよ。」

「楽しみにしてます。」

「身体、大事にな!また報告にくるよ。」

「GUYコツさんの支部の活躍楽しみにしてます!」


凹凹マンへの挨拶を済ませ、席を立ち上がったときに1つ思い出した事があったので聞いてみた。


「あっ、そうだ!俺、凹凹マンに聞きたいことがあったんだ。」


凹凹マンは顔に疑問符の浮かべながら「何ですか?」と聞き返す。


「そうそう、ドラゴンって居るのか?なんか凄いファンダジー感のある生物なんだけど、俺も見てみたいんだよ!」


「ふぁんたじーかん?何ですかそれ?まぁ、良いですけど。怪人達がドラゴンって言えば奴だと思います。現在、一番強いヒーローと言われてる幻想騎士ドラゴンライダーですね。武器を一振りするだけで10万もの怪人を倒したとかなんとかって伝説がありまして、間違いなく最強のヒーローですよ。出会ったら即逃げることをお勧めします。」

「ヒーローなのか」

「知らなかったんですか!?でも奴に会いたいとかやっぱりGUYコツさんも相当イかれてますね。流石S級怪人……奴と戦いとか言うのS級怪人くらいですよ……」

俺は苦虫を潰したような顔で乾いた笑い声と共に誤魔化した。


改めて凹凹マンに別れを告げ怪人協会の研究所を去ることにした。

そういえば今日はあの博士は見てないな……

怪人協会の事とか説明するって話だったんじゃなかったっけ?

まっいっか。


いきなり特大な仕事を振られたので、帰路につきながら、第7支部の皆にイクラシティ襲撃の件をメールで伝えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ