vs 百獣怪人 万雷のライ雷オン part1
リボーンの放った思いを乗せた渾身の一撃によって、ライ雷オンを大きく吹き飛ばされた。
その攻撃を受けたライ雷オンの身体は大きく吹き飛ばされてしまう。あたりに残っていた学校の残骸にぶつかりしょうぎその場に倒れてしまう。
脆くなった建物は衝撃よって崩れ始め、ライ雷オンの体を覆い隠すように瓦礫と化していく。ライ雷オンの姿は崩れた瓦礫の山の下に消えていった。
「ふぅー」
静かになった戦場の中、一瞬の攻防による緊張を解くかのようにリボーンは大きな呼吸を吐き出した。
その光景は、戦いを見ていた怪人たちに衝撃を与える。
この戦いを見ていた誰も何も発することは出来ず、ただただ静かにリボーンを見ていた。
リボーンの身体はボロボロだ。腕はひび割れ、身体中は真紅に染まっている。満身創痍と言える状態。立っているのが不思議なほどの怪我をしている。
それに、ライ雷オンとの体格差を考えると、吹き飛ばすほどの威力の攻撃を出せるはずもない。そう思っていた気持ちを吹き飛ばしてしまうほど見事なカウンターだった。
カウンターから放った重い一撃は、勝負を決するかに見えた。
しかし、リボーンはライ雷オンが飛んでいった先をじっと見つめている。
その顔には、気を緩めていない表情が浮かんでいた。
まるで、その予感していたかのように瓦礫の山から、腕が生えてきた。
のそりのそりと瓦礫から、ライ雷オンが姿を見せる。
顔にはリボーンの一撃にやってできた拳の跡がついており、どれほどの威力だったのかが伺える。
ライ雷オンは直ぐに攻撃してくる訳でもなく、じっとリボーンを見つめていた。
「ふむ。」
ライ雷オンは人呼吸おいてから口から血の塊を吐き出した。そしてリボーンに語話し出す。
「まさか、カウンターとは……一撃を貰うとは思っていなかった。流石は博士が認めているだけのことはある。」
「……!!」
必殺のカウンターを受けてなお、平然と立ち上がったライ雷オンを前にしてリボーンの額から冷や汗が垂れてきた。
会心の一撃すらも平然と耐える姿には絶望しかない。
(ヤバいな……このまま攻撃を受けたら絶えらないかもしれん……)
リーンよ夏菜から浅い穴の時代
まだまだライ雷オンには余裕がある事がある。
「……そういえば、名乗りがまだだったな。私は百獣怪人 万雷のライ雷オン。貴様を打ち砕く者の名をその脳に刻むが良い。」
ライ雷オンはゆっくりと構える。
「『剛拳万雷の武装』」
ただ構えただけ。ただそれだけの所作によってライ雷オンの周囲には雷鳴が轟き始める。
隙など一才ない。リボーンはその迫力に冷や汗が止まらなかった。
二人の戦いは始まったばかり。




