☆幕間☆
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これはGUYコツが校内を探し回っている時に戻る。
学校の外では大きな騒ぎが起きていた。
当然だ。カズノコ学園に隕石のような何かが落ち轟音と共に地鳴りを引き起こした。
それだけも大事件なのに、その直後、学園の上祐には真っ黒な雲が覆いつくし、学園へと向かう道が靄に覆われたのだから。
「ふぅ~」
トシと呼ばれる情報屋はその光景にため息をはいていた。
「トシさん。どうしたんですか?」
パソコンに向かっていた若いジャーナリストはきょとんしながら純粋な質問をぶつけた。
「どうしたもこうしたもあるかよ。なんだってカズノコシティにこうも怪人の襲撃が続くんだよ。」
頭を掻きながら、より大きなため息を吐きながら、面倒そうに答えた。
トシはその経験からこの異常事態、明らかに怪人の仕業であると見込んでいる。
「怪人の仕業なんですか?」
「だろうな。」
タバコの吸い殻を投げ捨てて、足で踏みつけながらその火を消した。
「この前大規模な襲撃が行われたばっかじゃないですか?」
「だから、こうして頭を捻ってだ。全く理解ができねぇって話よ。この街にそれほどまでに奪いたいものでも圧ってのか?」
「タマキキャットとか狙われてるんじゃ……? ほら前の戦いで身バレしちゃってるじゃないですか? 玉置梢ちゃん。カズノコ学園に通う中学2年生。好きな食べ物は、オムライス。ヒーローが好きでヒーロー研究会なる部活動に従事……」
そう言いながら、パソコンで何枚かの写真を開きながら、淡々と説明をしていると、その様子を見ていたトシから、「おい。お前隠し撮りとかやめとけよ。」と忠告がはいる。
その表情は冗談で言ってる顔ではなかった。
「や、やだな。流石に盗撮なんて俺はしませんよ。流石にJCにカメラ向けるとか怖すぎてできませんって。これはアマチュアの奴らが上げる写真です。結構、過激な写真も撮ってる奴もいるようですね。」
青年はカメラに視線を合わせていない梢が体操服を着て煽情的なポーズをしている写真を見ながら呟いた。
明らかに隠し撮りをされたものだろう。
良い気持ちのしない事だ。
とは言え、そういった身バレのリスクは防ぎようもない。
やれやれと頭を大きく搔きむしった後、窓の外をから外を見る。
「あれが何なのか……全くを持って嫌な予感がする。おい。外行く準備しろ。」
流石に異常な事態だ。
トシはそこにジャーナリスト感を感じ取っていた。
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「アレは一体、なんなのかしら!? わたくしたち、基地に戻れないじゃない!」
トマトジュースを不貞腐れながら飲むアレグラは不満げな顔をしながら呟いた。
「お嬢。そう言っても、仕方ないですよ。ここで待つしかありませんって。」
買い物に繰り出していたアレグラ、スルメン、テッペキンの三体は、学園に戻ることができず、ショッピングモールのイートインコーナーで時間を潰していた。
その前でハンバーガーをむさぼり喰い続けるテッペキンをちょっと引き気味になりながら質問した。
「鉄男は冷たいわ。司や美衣子が心配じゃないの? ねぇ、原?」
「……奴らなら大丈夫だろ。お嬢は心配し過ぎだ。」
「だってぇ。ちょっとはわたくしも責任を感じてるのよ。」
アレグラは自分の近くに置かれた荷物の山を見て、不貞腐れた。
「お買い物に夢中になってて、こうやって追い出されてちゃうなんて失態よ。」
「……おそらくあの霧が消えれば行けると思う。機会を待とう。」
アレグラはスルメンの言葉を聞き「分かったわ。」っと小さく答えた。
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そして、リボーンが正義の槌を放った瞬間がやってくる。
リボーンの召喚した巨大は槌は地殻を揺らす一撃、フィールド全体に効果を及ぼすを起こした。
それはライ雷オンの戦いを見ていた怪人達にすら大きなダメージを叩きだした。
特殊な能力が買われ戦闘能力がない怪人は衝撃に耐えられず消しとんだのだ。
それは学園を覆っていた迷子の靄と夏に雪を降らす異常気象を作り出してた怪人達も含まれる。
つまり、この学園を囲っていた全ての障壁が消え去り、この地獄の光景があらわになったのだ。
それは世界に大きな衝撃を与えた。




