戦いの前
明けましておめでとうございます!
今年も頑張っていきます!宜しくお願いします。
この家について一時間ほど経過する頃には、緊張も解け、GUYコツ、キャットシー、博士、凪の四人はリビングでくつろぎはじめていた。
そんな時に、玄関の扉が開く音がして、足音がリビングに向かって近づいてきているようだ。
突然な事態に互いに戸惑った顔を見合わせる。
声には出さないが、どうするの?と、キャットシーは視線が訴えているのを感じた。GUYコツはキャットシーにうなづいて答える。この部屋に向かってくる何かを待ち構えるようにGUYコツとキャットシーは構えた。
扉の前に立ったのがわかる。
息を飲み込み、声を殺して、来訪者が扉をあげるのを構えて待つ。
「ちょっと! ここ私の家なんだけど!?」
バーンと開かれた扉の先に少しだけ怒りの混じりふくれっ面の凸de子が顔が見えた。
現れたのが見知った顔でだったので、GUYコツから毒気が抜けてしまう。
「あぁ、悪かったよ。休める場所を探してたらここに着いたんだ。」
「ふーん。あまりお家の中は荒らしてないでしょうね。」
「それは勿論、リビングでくつろいでいただけだ。ここ以外の部屋には入ってないよ。」
皆がGUYコツの返事に同意するように強くうなづいた。
「そう。なら良いけど。」
そっけなくそう言う凸de子からも怒りが治まっていく。
家の探索をしなかったのは正解だったようだ。
「勝手に入ったのは悪かった。それで凸de子はなんでここに?」
「あっ、そうだ。見つけたわ。アンザイちゃんと人質になってる子達。だから、GUYコツちゃんを連れきたのよ。」
簡単言ってきた。一時間もの間、敵を抱えて動いてた緊張のようなものは見えない。
「大丈夫だったのか?」
「うん?」
眉を細めてGUYコツの質問の意図を探っているようだった。
「あぁ、大丈夫よ。ここは見つからないもの。私が認めた奴しか入れないの。ただの怪人に見つかるわけないわ。凹ちゃんも待ってるわ。」
「そうか。それじゃ連れて行ってくれ。」
「……それで他の人達はどうするかしら? 個人的には出て行って貰えると嬉しいのだけど。」
凸de子はキャットシー、博士、凪を見渡し聞く。
ここは戦闘の無さそうな場所だ。キャットシーは兎も角、博士や凪はここに居た方が安全だろう。
外に出ると言う言葉で凪がピクリと動いたのがわかる。
「外は戦闘になる。凸de子、悪いんだけど、凪や博士だけでもここに居ていいか?」
「構わないけど……二人はそれで良いの?」
二人は無言だ。
ただ、凪の顔には外にでる不安があるように見えた。
「俺の我儘に付き合わせる必要は無いよ。安全な場所があるならそこにいるのは構わないだろう。」
「まぁ、困るわけじゃないから別に良いけど。」
「キャットシーも悪いけど、二人を見ててくれ。」
「大丈夫ー?」
「それは分からないな。だが行ってくる。それじゃ凸de子、俺を連れて行ってくれ。」
「わかった。」
凸de子ごは返事をすると同時に空間が歪み始めた。




