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一つ、僕は語彙力も表現力もない。何より、思い付きが多い。
ニつ、失踪するかもしれない
三つ、このサイトの設定がよくわからないのでジャンル設定が適当
四つ、誤字めっちゃあります、マジでガチで!!探してみてください!!!!!!!
以上により、このお話を書いていきます!!!!!!
朝、いつもと同じ時間。AM5:00。アラームが鳴る中目が覚めるいつも通りのボク、アラームを止めようとしても何故か腕が上がらない。どうやらまだ目が半分寝ている状態。そして、今日は祝日まさかの3連休、ボクの友人は平日、祝日関わらず朝から昨日の夜から仕事。つまり、誰にも邪魔されず、誰からも連絡も来ない、誰からも、誘いが来ない。僕にとって、いや人生にとって最高の幸せの一時。だから、特別に今日は二度寝してもいいよねと囁き瞼をゆっくりと川の流れのように深く、長くと時間を掛けながら再び瞼を閉じた。
朝目覚めた、時計を見たらAM5:00と表示されている。寝起きだからか、頭が働いておらず寝ぼけているのではないかと再び、時計の時間と日にちを直視した。頭と口があってるか確認するために口で小さく囁いた。
「 」
なぜか声が出ない
頭の中でははっきりと、今でもやまびこが聞こえてくるかの如く今度は大きな声で言った。
でも、声が出ない。そもそも、視界がぼやけて見える。色で表すなら。そうだな。白と黒。いや、灰色というべきか部屋全体が灰色に映し出されている。こんな体験は20年間生きてて人生で初めてだ、だから恐怖という概念が存在せず、寧ろ、興味に気を惹かれる。
(なんて美しい世界なのだ)
僕らが目にする景色には色がある、そして、味がある。でも、灰色はもっとすごい。一色しか存在しないのにベットから眺めて見える外の景色はまるで三原色が掛かったような風景が目に映し出されている。
いつも、見てる景色がたった一色によって別の世界に映し出されている。僕だけが、僕一人だけが、この世界に取り残されているかのように感じさせられる。
(おっと、夢中になりすぎて最初のことが忘れてしまった、どれどれ、今何時だ)
2017/11/15 AM5:00と表示されている。壊れたのかと疑問に思うボクだがこのような経験は何度か味わった時がある。学生の頃僕は寝坊が多かった。門限の大体1分前に校門に投稿するくらい寝起きが悪かった。けど、そのハラハラ感が逆にスリルを感じで自分がゲームの主人公のよう感じられる時がある。
そんなボクだが二度寝が大好きで、1分寝ては起き5分寝ては起きと小刻みに仮眠をとることが多かった。その成果、1分未満の睡眠でも深い眠りにつくことがあった。だから、頭の中ではいたって普通な出来事だと思った。
そうこうしてやっと1分が経過したところで時計のアラームが鳴りだした。止めよう手を伸ばすが手が出てこない。では、身体を起そうと試みてみるが起き上がらない。なら、頭で止めようと動くと、目に映ったのは人間の体ではない姿だった。
言葉で表現すると、動物であって昆虫でもある。羽があって片方羽がない。頭に角があって髭が長い。体が大きくて身体が縮んでいる。まるで、毛虫と鳥と人とシカが合体したキメラのような生き物になっていた。
正直目を疑った。いや、なんて言えばいいのか絶望というか虚無の感情に覆われて何も口に出せない。
時間が経った。たった5分。この5分で僕の人生は終わった。何もかも、奇遇がいいことにうちの両親はともに他界して実家暮らしは僕と祖母しかいない。祖母に助けを求められるが求めところで、この姿を見られたら多分殺される。もしくは、通報されて実験台にされる。俺は、そんなのは嫌だ。けど、祖母は一階の玄関隣の部屋で暮らして、ボクは二階上がって右手の部屋に僕がいる。助けを求めたところで、声が出ない以上助けが来ない。そして、僕が声を掛けない限り絶対に二階に上がってこない。
最悪だ、最悪だ、最悪だ。
他に出れる所は、外。窓。
(そうか、窓に向かって合図を送ればきっと誰かが)
けどそれでは、さっきいった通りに殺されたり、通報されたりと沙汰が起こるだろう。
考えろ、考えろ。
(いや、これは夢ではないのか)
そうだ、そうだならもう一回寝たらもとに戻るはずだ。
そうしよう、そうしよう
と、瞼を閉じた。
朝、起きた。そこに映っていたのは、もう一人の僕で。キメラではない。立派な人間の形をした僕がボクの前に立ってこういった。
「僕に戻るためには条件がある」
条件1、体は1日交代でキメラと僕を交換ずつ
条件2、神から出された任務を遂行しろ
条件3、残り交換回数が365回
そうして、次にこういった
「能力追加」
追加1、1日に一回過去に戻れる。尚、回数は戻らない。
追加2、武器を作り出せる
追加3、自殺できる
「失敗条件」
失敗条件1、交換が365回過ぎた又、依頼を達成できなかった。
その場合、貴様は死ぬ。そして、僕がボクになる。
と、ニヤリと笑った顔で俺に言いつけてきた嫌な奴だ。