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理不尽なる破壊

理不尽アルティメットなる破壊バイオレンス



俺はそう呟くと即座に防御魔法を展開エクスペンションする。


地が、消えていく。空間が消失する。命の炎が一瞬にして絶えるこの感覚。

ああ、これが死なんだ、と実感した時には80000あった残機が12になっていた。


「ああ、これ、どうするか。」


俺の前に広がっていたのは広大な無の空間。まさしく「無」なのだ。なにもない。これが破壊を極めた形なのか。消失《存在抹消》の時の数百倍魔力を使った。あれは存在を抹消するだけ。これは、「破壊」するのだ魔力の消費値が違うのも当然と言えば当然なのだが。


「なんだ、これは?」


俺の胸元にしまってあった冒険者カードが光っている。見ると、

≪レベル10達成!おめでとうございます!≫

≪レベル50達成!おめでとうございます!≫

≪レベル100達成!魔導士になりました‼おめでとうございます!≫

≪レベル200達成!おめでとうございます≫

≪レベル500達成!魔術王になりました!おめでとうございます≫

≪レベル999達成!魔術王になりました、おめでとうございます‼≫


≪MPがプラス9999999999されました。知力がプラス1412220されました。体力がプラス520000されました。これ以上のレベル上げは、このカードではできませんので、ギルドで、上位冒険者組織委員会に申請を行ってください≫


あの堕天使はどんな経験値を持っていたのだろう。


「依頼を達成してきたぞ。」

「は、はい、確かに達せ……堕天使アザゼル?冒険者カードのバグですかね?」


______________________________________


「わ、す、すごいです!堕天使アザゼルを討伐したんですか?えっと、懸賞金と合わせて、187000000ルーシャです」

ルーシャというのは金の単位らしい。


ギルドで俺をからかっていた連中が目を見開く。


「か、からかって悪かったな。」

「いや、我は寛大だから許してやる」


あとはアザゼルがやってくるのを待つだけだ。

______________________________________


その晩


「主よ、契約に基づき、ここに主への忠誠を誓う」


「ああ、よろしく頼む」


我は堕天使を使い魔にした。


「ぜひとも魔術をご教授ください」

「ああ、だが、今日は魔力を使いすぎた。寝ることにする。」

すると

「何をおっしゃいます?半分も使ってないではありませんか?」

「え?」

確かに、あまり気怠くない。

ああ、そういえばレベルがすごく上がっていたな。


「まぁ、今日は遅い。眠る。」

「主の意のままに」


______________________________________


禁術セイントダークマジックマスターりし者さん、上位冒険者組織委員会への加入を認めるとの伝言です。隣町の本部に顔を出すことが条件です」

「構わん、顔を出そう。」


早速我は、

使アザゼル、行くぞ」

「はい。」


我と使い魔は隣町に向かった

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