プロローグ
投稿してしまった...
やっちまったよ!
ということでもう後戻りはできないので駄文ですがどうかやさしき温かい目で
ある年の4月
僕、桐島 一輝 高校一年生 はまだまだ冷えるであろう早朝の午前4時に目を覚ました。
「はぁ...」
なにか行事があるわけでも、もちろん旅行に行くわけでもない。
ただ”安全”かつ”平穏”に学校に行くだけ、
それだけのためにこんな早い時間に起きた。
なんでそこまでしなくちゃいけないかって?
それは...
世界で最も忌まわしい『アレ』に出くわしたくないからだ
僕がまだ小学生ぐらいだったころ、
両親が出かけて一人で留守番をしたときがあった。
その頃の僕はもう一人で何でもできるとか、怖いものなんかないとか、
いかにも生意気そうなことばかり言う強がり野郎だった。
その日も一人で大丈夫とか何とか言って一人残り、はしゃいでた時だった。
部屋にあった鏡に映っていたものをふいに見てしまったんだ。
「ゔあぁぁぁぁぁぁぁ!?」
そこにはゲームでしか見たことないような怪物が映っていた。
そう、『アレ』とは鏡である。
そんなことがあって以来、僕は鏡という鏡すべてが嫌いになった。ついでにビビりになった。
(い、いや、ビビりはもともととかそんなんじゃないから。)
僕が安全で平穏な人生を送るには鏡という存在を排除しなくてはならない。
だからこそ前日に調べた鏡のない明らかな遠回りルートで学校へ遅れず向かうべく
こんな時間に起きたのである。
「さて、準備も済んだし行くか!」
まだ明るくなっていない街へ僕は飛び出していった。
これから僕の楽しい青春ライフが待っている。
そう確信してた。
あの...
大嫌いな鏡のような少女(?)に遭遇するまでは...