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幻の夏祭り  作者: 皐月 満
偽りの夏
6/100

部屋で

気を紛らわすため宿題をやろうと思い立ち、私は二階へ上がった。


前まで、自分の部屋には、零波との思い出が染み付いていて、その写真や記念物を隠さなくてはならなかった。


今は、ただの殺風景な子供部屋だ。


妹の実紀とは別々の部屋だし、家具が少なくて広いから、余計に寂しい感じがした。


エアコンをつけて机に向かう。


しかし、宿題を手につけるやる気すら起きず、私は溜め息をついた。


机を離れて、床に座り込む。


目に映ったのは、狭い水槽の中を泳ぐ三匹の金魚だった。

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