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幻の夏祭り  作者: 皐月 満
偽りの夏
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図々しい客

「実結、今日部活だろ。いいのかよ」


「あ……、忘れてた。コーチには謝っておくよ。」


晃太は「上がっていいか?」と尋ね、返事を待たずに靴を脱ぎ始めた。


私は頷いて、リビングに引っ込んだ。


晃太は昔からこうだ。私の家で、自宅にいる時のように振る舞う。


「落ち込んでるな。」


「そうかな」


晃太は戸棚からコップを二つ取り出し、持ってきたコーラをついだ。一つが私に渡される。


「仕方ないんじゃねえの。目の当たりにしたんだから」


コーラを一気に飲み干して、晃太ははぁあ、と息を吐いた。そして、勝手にリモコンを取るとチャンネルを回した。


サッカーの試合が映る。晃太はぱっとチャンネルを変えてくれた。

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