好きだけど。
俺は石田卓人。
1年前、ここ竜ヶ崎に引っ越してきた。
それから、隣の家に住んでいるのが、木城美鈴。
美鈴ん家とは、家族ぐるみで仲がいいんだ。
もちろん、美鈴と俺は、学校一のコンビとも言われているくらい気が合い、仲がいい。
「お前、美鈴と付き合えよー」
友達にちゃかされる。
「恋愛対象としては見れねーよ。だって、美鈴って女子力低いしさー。どうせなら花怜みたいな、美人で大人っぽいやつがいい!」
負けじと言い返す。
でも、本心はちがう。
美鈴ひとすじ。
俺って一途だから。(笑)
でも美鈴は気がついているはずがない。
悔しいなぁ。。。
じゃあ!
中1の終わりに告白しよう。
時は流れて、中1の終わり。
結局ここまで何も進展がなかった。
よし、今日こそは!!
終業式を終えた美鈴に声をかける。
「おい、美鈴!」
「なにー?卓人」
友達と話してたこともあり、笑顔で振り返る美鈴。
(うわっ。反則。かわいすぎるだろ。。。
いや、ドキドキしてる場合じゃない!)
「これから時間ある?」
「あるよー」
「じゃあさ、でかけよーぜ。」
「いいよー♪他、誰誘う?」
「いやっ!二人だけがいい!」
「いいけど。なんかあったの?どーした、急に。(笑)」
(やべっ。つい力が入って。。。)
「いや、なんでもない。じゃああとでなー」
そういって、走って逃げてしまった。
なさけねぇ。。。
メールで場所決めて、待ち合わせして、なんだかいつも通り。
でも、それが楽しかった。
ゲームセンターとか行って遊んだあと、公園に寄り道した。
すると!いつもちゃかしてくる男子が。
「おっ!お前らデートかよー。ヒュー(笑)」
「もう、違うってばー」
美鈴は言い返す。
(また前みたいになるのは嫌だ!)
そう思い、俺はさけんだ。
「そーだよ。デートだよ。悪いか!?」
美鈴もその男子もポカーンとしている。
(やばい。またやっちゃった。。。もう終わったわ。)
すると、
「卓人。ちょっとだけこっちきて。」
美鈴に呼び出された。
別の場所で、二人きり。
(この状況はやばいな。。。)
「ねぇ、卓人。さっきのってどーゆー意味?」
真顔で美鈴が聞いてきた。
(どーゆー意味って。。。思い出したら恥ずかしくなってきた///)
「さっきのは告白ってとらえていいの?」
美鈴が真剣に聞いてくる。
「知らねーよ。勝手にしろ。」
きつく言ってしまった。
「ねぇ、好きって言ってよ。(笑)」
「はぁ!?」
美鈴のSが出てきたなぁ。
でも、素直になりたかったから、
「好きだよ。悪いかよ///」
言ってしまった。
そうしたら、美鈴が言った。
「こちらこそ♪」
ってな。




