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終戦

明るい場所に出た。

「負けたのは竹中か」

この声は石田の声だ。

目を開けるとそこには三吉と石田がこたつに入っていた。

そして、その手にはそばの入ったお椀を持っている。

「君もこっち来いよ。出来たての年越しそばがあるから」

三吉に手招きされこたつに入る。こたつの上にはそばの入ったお椀が3つある。僕はその中の誰も手をつけていないお椀を手に取り食べた。

「これはどういうことだ」

そばを一口言うのもなんだが流された形だ。

「これか。西園寺は言っただろ敗者はこの場からいなくなるって。そして、いなくなった結果がここだ。どうやらここは西園寺の部屋っぽいぞ。この部屋からは出られないけどな。ここはトイレもあるし不便ではないぞ」

三吉がそばを食いながら、説明をしてくれた。

そして、こたつの前にモニターがあるのに気がついた。

そこには、勝者である長谷部の姿が映し出されていた。

モニターからは音が出ない。

長谷部は椅子からの拘束が解かれている。嬉しがる姿を見せると思っていたのだがどうやら何かを焦っている様だ。

そこで、モニターの画面が紅白へと変わった。

もうまもなく紅白も終わるようだ。

この訳のわからない勝負はなんの説明もなく幕を閉じた。

そして、もうまもなく2014年と変わりそうだ。



To be continued 


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