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クロイツと風の精霊  作者: 志染
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第三十二話 盗賊の生と死

 緩やかな起伏を含む広い広い緑の大地には、草木とそれに隠れるように咲く青と赤と白の小さな可愛らしい花がのんびりとした風に吹かれて揺れていた。

 そんな緑の大地を分けるように伸びる蛇行した土色の街道は、南から北へと途切れることなく続いておりはるか遠くの大地と雲の間へと消えている。


 交易の街アソルから人の足で歩いて四日程度の距離にあるこの平原の名は“ロウス平原”。

 今日のような天気の晴れやかな日には、青く濃い空と白い毛むくじゃらのような雲を近くに感じることが出来る場所であった。

 


 街道から少し離れた丘。

 のどやかな雲がゆっくりと流れていくのをぼんやり見張っていた男は、地平線の彼方より伸びる街道に現れた黒点を発見した。目を良く凝らして確かにそれを確認すると、今度は横に寝そべる男をたたき起こす。

 起こされた男は面倒くさそうに顔をもたげると、自分を起こした男が見据える先を同じくじっと見つめた。


 二人は確かにその黒い点を目視して、それが荷車であると確認すると近くの鐘を打ち鳴らす。


 通常、最初の鐘は獲物の合図で一回打ち鳴らし、ある程度の距離までくると二回目を打ち鳴らすのを決まりとしていた。

 平原を監視していた男たち二人は、ニギナー盗賊団の下っ端たちであった。




 丘の岩の下の隠れ家でくつろいでいた男たちがのっそりと立ち上がり、互いに獰猛な笑みを浮かべる。


 ――さぁ、狩りの始まりだ。


 久しぶりの獲物だと喜び合っていると、なぜか二回目の鐘が隠れ家に鳴り響き、男たちは顔を見合わせて首をかしげた。


「おいおい、なんだ打ち間違えたのか?」


 隠れ家に潜んでいた十名ほどの男たちの中で、特に体格の良い男が出口へと向かうと、慌てた様子で下っ端の一人が血相を変えて飛び込んできた。


「大変だぁ、お頭! すごい勢いで荷車が突っ込んでくるんだ」


 お頭と呼ばれた男は苛立たしげに下っ端を蹴り飛ばして、急いで丘の上へと登った。

 男が街道を確認すると、すでに目と鼻の先に近い位置まで荷車が迫っているのが見えた。


「馬鹿が! 寝てやがったな!」


 怒鳴り散らす男の様子に、後ろについてきた仲間たちは一様に身をすくめたが、すぐに見張りが悪いわけではないと気がついた。

 なぜなら男たちが見ている間に、獲物である荷車は圧倒的なスピードでこちらに迫ってきていたからだ。


「なんだあの荷車は! おまえらもぼさっとみてねーで仕事しやがれ!!!」


 怒鳴った男も荷車の速さには驚いていたが、ぼけっとして動かない下っ端に本来の調子をすぐに取り戻し近くの仲間を蹴り飛ばしながら呻る。 


「さっさと用意した丸太を街道にばら撒け」


 丘の上には数十本の丸太がロープで括られていた。そのロープがナイフで切られると、丸太は丘を転がり下の街道へと散らばった。


「さっさといくぞ!」


 醜悪な表情をした男は濁った血のごとく赤い目を爛々と輝かせて丸太で足止めされるであろう荷車の元へと駆け出した。





○●○●○●





 オウムのような大きな嘴につぶらな瞳を持ち、ずんぐりとした馬のような白い体。その背には鈍重なペガサスを思わせる翼生やした生物の種族はロムヤーク。


 この世界で最も危機を察知する能力に長けた、本来であれば弱肉強食の底辺に位置する彼らではあるが、その種としての栄華は人に次いでいた。


 旅の荷車引きとしての労働力を提供する見返りに人に守ってもらう。

 見た目どおりのんびりとした体格と性格をしたロムヤークは、瞬間的なスピードにこそ他の生物に劣っていたが、人が小走りで走る程度の速度ならばいつまでも走ることができる、持久力に長けていた。



 ロムヤークの中にあって、ガンデス地方から来たシトのケイハが所有するロムヤークの《ヤン》とアルノードからの旅人であるスクテレスの所有する《マー》は、異世界からきたクロイツ……正確には風の精霊キュアラの精霊魔法に出会ったことにより新たな進化を遂げる。


 本来の臆病で温厚な性格と鈍重な体からはとても想像が出来ない力強い走り、嬉々とした自信とそれに裏付けられたスピード。

 それらは精霊術である“風の鎧”によってもたらされたものであるが、ヤンとマーにとってはよく分からない事柄であったのだろう。

 一皮向けた暴走の資質は彼らの性格をよりたくましいものへとワンランク成長させていた……。





「――またまた盗賊が出たぞー」


 やや暴走気味のヤンの手綱を握る男が緊張感のない声を上げる。

 シトの特徴である警告の意味を込めた赤い旅衣装に、緑色の獣の皮で作った鎧を着た、褐色の肌に渋めのオレンジの髪をした金目の若い男の名をサムズという。

 ケイハと同じくシトの一員であり、酒にはめっぽう弱いが、その実、毒の扱いに最も長けた非情なる槍術の使い手である。


 緊張感の欠けるサムズの声に、荷車の中でケイトとの世間話が弾んでいたクロイツとルシャとホノカはため息をこぼした。

 その様子を笑ってみやる褐色の肌と黒みがかったオレンジ色の髪、金の瞳をしたやさしげな表情の中年女性がケイトであり、クロイツがルシャの故郷でもあるファルソ村で知り合い、クエイス公国の首都であるスーセキノークまで旅を共にすることにしたガンデス出身の旅商人であった。


 豪快だが面倒見がよい優しい性格で、異世界に不慣れなクロイツに親しくしてくれた人でもある。



 

「今度も丸太に銅粒3」

「石に銅粒3」

「何も出来ず見送るに銅粒1よ」

「殲滅に銅粒1かねぇ」


 クロイツ、ルシャ、ホノカ、ケイトはそれぞれ呟いて顔を見合わせた。


 不謹慎かもしれないが、盗賊の襲撃も午前中だけで十を超えればさすがに馬鹿らしくなっていた。

 交易の街アソルを出発して昼を跨ごうという頃合いまでにすでに十を超えて二回目の襲撃。


 旅立つ前にアソルの伯爵であるゲンダウ、もといエムラドからも話は聞いていたが、聞いていた以上に盗賊が行く先々で現れ、まるでいつまでも終わらないもぐら叩きの様相を呈していた……。


 最初は武器を手にした者達が襲ってくるので素直にも戦々恐々としていたわけだが、慣れとは恐ろしいものである……。

 四回、五回と数を重ねるごとにそれが日常の風景の一部になってしまっていた。

 


 クロイツとルシャとホノカの三名は灰色の布で作られたフードを深々とかぶると、手慣れた様子で荷車の幌の上へと登り出て、荷車の上にどっしりと座っているケイハに状況を訊ねた。


 ケイハはケイトの夫でもあり、赤い衣装と緑の鎧を纏ったシトである。

 ガンデス地方の特徴である褐色の肌に明るめのオレンジの髪を大柄な男で、座り込む脇には二メートルほど重そうな槍が置かれてあった。先端の鋭い刃は獣のようなものの皮で覆われており、そこには毒が塗られているらしい。


「突き進む。敵が攻撃してきたときは殲滅する」


 鷹のように鋭い金色の目で、街道の先を睨みながらケイハはそういった。







 ニギナー盗賊団。頭領に当たる男は、ばら撒いた丸太から少し後方の街道に佇み腕を組んで仁王立ちしていた。


「なんだありゃ、ロムヤークだよな?」


 ざっくばらんな赤い髪に、獰猛な濁った血を思わせれる眼をした男は荷車を見据えながら近くにいた自分の手下に確認を入れる。


「あの速度なら馬か……“セントス”くらいだと思ってたんですがね」


 セントスは少し大きめな闘牛のような獣で、気性の荒さはやや手に負えないが、直進時におけるスピードは目を見張るものがある生物であった。

 しかし、予想外にも荷車を引いていたのは白い翼を左右に広げた鳥のような顔をした鈍重であるはずのロムヤークであり、それを遠目に確認した男たちは尋常ならざる事態に緊張を高めた。

 

 慌てて丸太をばら撒いたおかげで、荷車のやつらにもこちらの存在はばれているはずなのだが、それを気にすることなく猛スピードでそれは突っ込んできていた。


 いい度胸をしている。


 それともギルドで優秀な護衛でも雇ったか? と眉間にしわを寄せたニギナー盗賊団の頭領は、荷車の上に見えたそれを確認すると叫び声をあげた。


「やべーやつらシトじゃねーか!!!」


 頭領の声をかわきりに、男たちは方々へと一目散に逃げ出した。






 ――ドドドドゴゴゴゴゴゴッッ





 ロムヤークのヤンとマーは、街道に散らばる丸太を避けるわけものなく左右に蹴り飛ばしながら疾走した。

 蹴られた丸太は、まるで張りぼてで作ってあったかのように軽々と空へ蹴り上がると、その後は重力に引かれて転がり、逃げ惑う男たちをローラーのように押しつぶす。


「ロムヤークまで非常識にしちゃうなんて」


 幌の上から丸太の下敷きになった人たちを見ながら、ホノカはポツリとそんな言葉をこぼした。



 ケイハからもう戻っていいぞと言われてクロイツたちはスルスルと荷車の中へと戻る。



 今回のホノカの取り分は銅粒三個(900円相当)。

 賭けの対象は盗賊団が足止めに使う手段、またはその末路で決められている。

 足止め手段は選択肢が比較的広いのでオッズが高く、末路は基本的に二択なのでオッズが低く設定されているという感じだ。


 ガンデス地方の出身者であるケイハはシトである。

 シトとは主に生物などの知識に長けた護衛に用いられる呼称であるが、彼らは人からの無駄な争いを避けるために鎧とは別の手段で自らの身を守っている。


 それが、シトに仇名したしたものは殲滅されるという事実である。


 攻撃されない限りは手を出すことはまったく無いが、された場合の非道さは盗賊に勝るとも劣らない。徹底的に殲滅をはかる。


 むろん、それにも情状酌量の余地がある場合はケイハが決めて判断を下す。


 クロイツは人を殺していない。ルシャもホノカも同様に殺していない。


 なぜならすべてケイハとサムズがそれを行っていたからだ。


 それらを背負うのはシトの役目である。というのが信条のようだが、実際はまだ若い自分たちに人殺しをさせたくないのだろう。


 が、いつもきれいごとだけでは世は成り立たない。殺す気で向かってくる相手には殺すつもりの覚悟が必要なのだ。

 ケイハとサムズが長けた槍術以外にも毒を使うのは、もしかしたら相手が苦しまないようにせめてもの配慮なのかもしれない……。





 荷車は疾走する。広い広い草原の中を、どこまでも続く街道の上を、黄土色をした土煙りを巻き上げて突き進む。




 

 ロウス平原を抜け、“チキサナップ湖”と呼ばれる小さな湖のほとりまでたどり着き、クロイツたちは休憩をとることにした。


 朝から走りっぱなしであったロムヤークは、まだ走り足りないとばかりに嘶いたが、ケイハがビシっと黙らせた。

 イケイケの性格になりつつあったヤンとマーが項垂れていたのを見てクロイツは苦笑した。あれが正しい躾というものなのだろう。



 本来ならばこのチキサナップ湖まで来るのにロムヤークの足でも三日はかかる。

 アソルを出て日が高々と南中して折り返す頃合いには到着していたので、通常の倍よりもはるかに早い速度で移動出来ているようだ。

 しかし、その快進撃も渓谷の港“アンプ”と呼ばれる場所までらしい……。



「交易の街アソルから渓谷の港町アンプまで陸路だが、その先は船に乗るんだよ」


 いつものごとく丸太をコの字に配置して作り上げた、湖畔のくつろぎスペースでサムズがそう説明をしてくれた。

 ケイトが昼食をクロイツに渡してきながら言葉をつなぐ。


「船は大体五日くらいかけてスーセキノークにたどり着くんだよ。険しい渓谷には道が無いからねぇ。冬になれば地下の――灼熱の洞窟を通るらしいが私たちは通った事がないねぇ」


 夏場は渓谷の船着場から、冬は渓谷地下の洞窟からがスーセキノークへの到達経路であるらしい。

 スーセキノークへの玄関口となっているのが渓谷の港町アンプ。この世界の船というのがどういうものなのか楽しみである。




「その前にヤブンスさんの安否を確認したいところでもあるんですけどね」


 乾燥した米粉と辺りで取れた草と干し肉をいれた、雑炊のようなものをクロイツは口に運びながら少し表情を曇らせた。


「そうだな」


 表情を曇らせて同意したのはクロイツと同じくポルを託されたルシャであった。





 黒猫カフェでの試食会。その時に囁くように告げられた情報は……少しばかり浮かれていた頭に重く響いた。


 ――ヤブンスが盗賊団に捕らわれたようだ。


 アソルの伯爵ゲンダウもといエムラドは少し険しい表情をして語りだした。


「ヤブンスにとある仕事を頼んだが、その返事が無くなった……おそらくだが捕らえられていると見て間違いないだろう。事実、アソルからスーセキノークには新参の盗賊がうようよ徘徊しているからな、力のもつれ合いに巻き込まれたのかもしれん。現在は俺の権限で、アソルからのスーセキノークへの往来はそれ相応の護衛をつれた場合のみ許可している状態なんだ。無謀にもいく者はとめていないが……。ホノカが自由に街を出歩けているのはアソルの街の治安が保たれているからだ。普段は街道にも配置させている兵士を呼び戻し、街の内部を私服で巡回させている。逆に言えば、街を守るので手一杯ということだ。いつ数に任せて街まで攻めてくるとも限らんからな。助けに行きたくとも動けないのが現状だ」


 口惜しげに語るエムラドは、なんとも苦い表情を浮かべていた。


「アソルから平原を超えて湖を越え湿地を越えた先に、盗賊団による国がある。俺たちは単に“盗賊団のアジト”と呼んでいるが……ヤブンスが生きていればおそらくそこにいるはずだ。ただし、その場所へは絶対に向かうな! 今はどのような状態になっているか想像もつかんからな、お前たちでも命の保障は出来ん。旅の途中でヤブンスの情報が手に入ればでいいんだ、教えてくれ、……幸運にも出会うことが出来たらさっさと連絡くらいよこせ! と殴っておいてくれ」

 

 





「エムラドさんも、ああ言ってたから盗賊団のアジトには行かないほうが良さそうだが……」


 クロイツは天気のよい湖畔の風景にそぐわない、重く深いため息をついた。

 脇に座るポルを見ると、狐耳をもった可愛らしい少女は無表情にジッと見返してくる。


「……」


 クロイツはポルの頭をそっとなでた……。


「いや、あの者たちはしぶといからな。きっと生きている」


 凛としたルシャの声がクロイツの沈んだ心に響いた。


「そうだな」 


 信じること。それが今の自分に出来ることだった……。







○●○●○●







 夜の森が燃えていた。

 漆黒の闇を含んだ緑の森が、今は一面の朱色と熱気に染まり、この世の終焉とも思われる業火が渦を巻きあげ、逃げ惑う人々を襲う……。


「――ちくしょう! あいつらここまで追ってきやがったーーーーーーー」


 男の悲鳴にも似た声が響き渡る。

 揺らめく炎の明かりに照らし出された石を積んで作られたであろうその城は、過去の栄華を誇るがごとく深い森の中に鎮座し、今も尚、迫りくる炎にも慌てることなく佇んでいた。


 アーチを描いた城壁の外には、巨大な荷車が用意されていた。荷車の中には女や子供が無造作に積まれる様に詰め込まれ、異様な事態を簡潔に物語っている。



「――ここは俺が食い止める!!! ヤブンス。てめぇはでぇ嫌いだが、てめーにしか頼めねぇ! さっさといきやがれ!!!」


 スキンヘッドの熊ような体躯をした男がいた。両の目には比喩ではなくエメラルドのような緑色をした宝石が埋め込まれた異様な男だ。

 そいつが荒々しい声と共に、太くたくましいイレズミの施された腕を振り上げて、力の限り荷車を引く獣、セントスのケツをぶったたく。



 その衝撃に、セントスはその紅い獰猛な目を見開いて、炎渦巻く森から夜の森へと、ただ闇雲に暴走を開始した。


 連動した荷車が凄まじい衝撃を受けて発進すると、悲鳴と共に数人がその場に振り落とされた。


 しかし、振り落とされた人々を置いて荷車は駆ける。


 圧迫された荷車の中は悲惨をていし、下敷きになった者たちからはうめき声があがる。

 猛スピードで進む荷車が、飛び跳ねるような衝撃を受けるたびに荷車に積まれた人々のうめき声は小さくなっていき、かわりに赤い液体が荷車の床を通り地面へと滴った。



「ちくしょうがっ!」



 ヤブンスは力の限り叫びながら、手綱を懸命に操りセントスが森の木々に突っ込まないようにした。

 それでも凄まじい力に体が引っ張られ、それを残った二人が辛うじて支える。


「ニクル! 街道へはどっちだ」

「この方角からだともっと左です!」

「あぁ、わあぁ」

「アフ、てめぇはしっかり手綱引けー」

 

 三人で必死にセントスの手綱を引いた。

 手に食い込んだ縄には血が染み出していた。

 しかしそれも極限の状態だからか、少し暖かいくらいにしか感じない。



「“赤の団”の馬鹿どもがぁ!」



 赤茶色の髪に同じく赤茶色の瞳の醜悪な顔を持った男は、力の限り歯を食いしばり、そう夜の闇にはき捨てた……。






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