扉から
扉を開けた
薄い薄い薄い光が歩いて来る
冷たさを持ちながら
まるで私の心境のようである
360度塞がれている
私が存在している
行き場も無い
行動する場も無い
もう行動することは
出来ないのであろうか
悲観的になる心しか持ち合わせなく
生りだしたよあである
暗い性格が
底なし沼のように暗くなって行く
明るい光が見たい
極薄い光でも良いのだから
人としての心はロスした
生き物の外観を持つ非感情動物だろうな
暖かさも消えた
温もりさえも消えた
残される外観は金属のように
冷たく心を持たない
やがては消え去る心にも
明るさや
暖かさや
温もりや
人としての感情を
持ち直したい