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私が行くところ行くところにこの男がいるのよ!?

作者: 七瀬




私の名前は、『上岡 おのか』21歳、コーヒー専門店で働いているわ!


最近、私の身の回りでおかしなことがずっと続いているのよ!

私が行くところ行くところに、同じ男性が何故なのかそこにいるの...。


私より先に、その男がいつもいるのよ!!!

それにしても、何故、、、?

私が行くところが、前もって分かっているのか、、、?



・・・不思議で仕方がないわ!



この前もね、、、!

私と仲がイイ女友達で、和食の料理が美味しいと有名なお店に行ったら、、、?


・・・お店の中には、既にこの男がいたのよ!


『ねえねえ? なんで、あの男が先にいるのよ!』

『・・・そんな事言われても、私にも分からないよ!』

『でもさ! このお店の事、誰にも話してないよね!』

『そうそう! 話してないのに、、、どうしてあの男が先にいるのかな?』

『・・・それに、先からずっとこっち見てるし!』

『おのかのストーカー男でしょ? 心当たりとかないの、、、?』

『そんなのないよ! 私だって、あの男の事、全然知らないんだし!』

『なんか、気味が悪いよね。』

『本当に、そうだね、』




私も私の友達も、この男を何にも知らないのよ!

こんな風になるまで、この男の事を見た事もなし、、、!

会った事もないのよ!



私が、何処に行っても必ず先にこの男がいるわ!

正直、“盗聴”も考えたのだけど、、、?


話してない場所まで、先にこの男がいるのよ!

私たちの話を聞いて、先回りしてきたなら、、、。

少しは、納得も出来るわ!


・・・でも、一言も話していない場所まで先回りしているとなると、、、?

怖すぎてならないのよ!



『なんなのよ! あの男!!!』



・・・その前に気になってる事があるわ!

この男が、どんな男なのか、、、?

さっぱり、分からない!!!


見た目は、30代後半から40代前半ぐらいで、身長は170㎝ぐらいで

キャップ帽にグラサンをかけていて、髭も生やしてイカツイ感じの男なの!


・・・でも、私を見つけると?

グラサンは取るのよ!


グラサンを外した印象は、優しそうに見えるかな、、、?


別に私に、危害を加えるわけじゃないし、、、!

何かしてくる訳じゃないわ!!!


ただ、少し離れたところから私を見てるだけ...。


何がしたいのか、、、?

私にはわからないけど、、、。


何かされるんじゃないかといつも不安なの、、、。



何時ものように、、、。


『ねえ、おのか? また、あの男いるじゃん!!!』

『・・・そうだね、』

『わたしから、あの男に、直接言ってあげようか?』

『えぇ!?』

『だってさ~もう1年以上、こんな事が続いているんでしょ?』

『・・・そうだけど、』

『おのかが言えないんだったら、わたしが言ってあげるわ!!!』

『レイラ、やめたほうがいいって、、、!』

『また、おのかはそんな事言ってさ~怖い思いしてるんでしょ! ああいう

男には、ハッキリ言ってやらないと、、、!』

『・・・そうだけど、』

『ちょっと、ココでおのかは待ってて!』

『・・・ううん、』




まさかの展開になったわ!

今まで、そんな風に言ってくれる人がいなかったから、、、。


『あのう! もう、おのかの事を付け回すのやめてくれますか?』

『えぇ!?』




この時、私はあの男と一瞬、、、目が合って。

突然! あの男が消えたの、、、!?


『なんで!?』

『・・・あの男! 今、消えたわよ!?』

『・・・ううん、』





最後までお読みいただきありがとうございます。

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