ビックフット倒す、でもやっぱり寒い
遅くなりました
八雲視点
俺達は扉を守護するビックフットが見える林に身を潜めていた。
「もう一度確認するぞ。俺と荒太、美春の3人でビックフットの注意を引いて扉を離させる。それからマリナの力で扉を壊れないようにしておく。その間に俺達で速やかにビックフットを倒す」
「おう」
「はーい」
「「「了解です」」」
「それじゃイチニのサンで散開な」
「ダジャレ?」
「じゃねぇよ美春。他に言いようがないだけだ」
「はーい」
「もう茶化すなよ……イチ、ニの、サン!」
俺の合図で俺と荒太と美春が3方向からビックフットに襲いかかった。
「……グゥ、グゥルオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
すぐに気づいたビックフットは扉を担いだままもう片方の腕を振りかぶってきた。
それを余裕を持って回避するが、叩きつけた拳で雪が大量に舞い上がる。
雪が俺を多い被す前にビックフットの横殴りが襲いかかる。
「上も横もダメ。なら下だ!」
俺はすぐに魔法を使って地面を隆起させて拳を避けれるぐらいに沈む。俺の真上を拳が通過して、雪が被る。
俺は魔法で地面を動かして移動する。地面の中を移動しているので吹雪の影響を受けないけど相手が見えないのがダメだ。なのですぐに地上に出る。
地上では荒太と美春が左右から攻撃して撹乱していた。俺が出てきたのはちょうどビックフットの背後だった。
「ふっ……はっ!」
俺は気配が極力出ないように飛び上がると袈裟懸けに斬りつけた。
「グガァ!……グゥ、グガァアアアギャポォッ!」
予想していなかった攻撃に驚くビックフット。後ろを確認しようとすると、そこにタイミングを合わせて荒太と美春が攻撃した。
「“破闘掌”!」
「“業火一文字”!」
手に魔力を纏わせてビックフットの顔に叩きつける荒太、火の魔法を剣に纏わせて脚を斬りつけた美春。
ビックフットはモロに顔面に強打をくらい、さらに荒太で態勢を崩して片足立ちになっていたとろこをその脚を美春が斬り裂いた。それによりビックフットが雪を巻き上げながら倒れる。
「グゥオオオオオオオオオオオオオ!」
頭に積もった雪を振りながら立ち上がろうとする。
「「やらせん!」」
荒太と美春が立ち上がろうとするビックフットの腕に先程の技をもう一度叩きつけた。
腕が跳ね上がり顔面から雪に突っ込む。
「もらったぁああああああああ!」
無防備にさらけ出した首に深々とと愛刀を突き立てた。
「グゴォッ」
ビックフットの体が電気が流れたのかのようにビクッ!となる。
「死ねや!」
愛刀は骨と骨の間に差し込む形で止まっているので、俺は手に雷魔法で球体を作ると愛刀に通電させてビックフットの脊髄に打ち込んだ。
「ガゴォアッ!……グボォ……ギッ……ゲ、ゴ、ガガガガガガガガガガガガガガ!」
ビックフットが痙攣しながら泡を噴いて倒れる。眼は白目になっていた。
「はぁ~~寒い。美春、止めさしていいぞ」
「はーい、なら八雲離れておいて」
「おう」
俺が離れると美春がビックフットの首に近づいて剣を上段に構えた。
「ふぅ~……“全属性斬り”」
美春が扱える死属性以外の魔法の光が剣に収束して七色に輝く(ホントは魔法の数7つじゃないけど)。それを振りかぶりビックフットの首に振り下ろした。
雪が舞い上がり、その中からビックフットの首も飛び上がる。首が落ちるのと同時にマリナ達が守っていた扉がゆっくりと開いた。そこには石の壁に囲まれた階段が出ていた。
「うぅ~寒いから話し合いはコッチでしょう」
『賛成!』
俺達は足早に扉を潜り階段を降りていき、寒い風が届かなくなってきたところで休憩をすることになった。
「あ~寒かった。まじで寒かった。動いていたけど止まったら寒さがぶり返してきて更に寒くなってきてもういや」
「それにしても辛かったねこの2つの階層」
「あぁ、なんか数日ずついる感じがするが、外の時間だとまだ俺達が迷宮入りしてまだ2時間しか立っていないんだろ?」
「えぇ、サンちゃんの話じゃそうらしいわよ。この迷宮は特殊で時間が外とは違うって」
「だからこその今日のスケジュールだからな」
だからこそ俺は今朝普通なら無理なスケジュールを出し、みんなもこのことを知っているから了承したわけだ。
「それに確か次で」
「えぇ、この下が最終階層。ボスがいる階層よ」
休憩を終え、気合を入れ直すとみんなで下に降りていった。しばらく歩くと扉が現れた。いままでの階層の扉と違い、装飾と重厚感が違った。
「さて生半可な敵じゃないけどこのメンバーなら大丈夫だろ。サクッとやってサクッと次の予定に行くぞ!」
『おう!』
掛け声とともに扉に手をかけて開けていく。
迷宮ボスとの戦いが始まる。
今回短くて申し訳ない
なんだかこうなってしまった
でも次回もよろしくお願いします




