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VS百手観音 前編

めっちゃ遅くなってすみません

もっと早く書けるようにします

稽古を行った次の日、俺は軽い始末書を書いたあと美晴と荒太と3人で近くの迷宮に向かった。ちなみにここは以前美晴と荒太が来ていた『ゴーレム洞窟』だ。美晴と荒太は何度もここに来ている。今では散歩コースの一角だ。

そしてそこに俺が加わり3人で散歩コースを歩きながらこれからのことを話した。

「つまり八雲は私が加護を貰っている女神から見つかっちゃダメって訳だ」

「そうだよ。本当は他の勇者達やお前らにも見つられると不味いんだが、()()()()()()()()()()()()()()?」

「確かに俺と美晴は大丈夫かな?他の勇者達は女神と通じているが俺らはそれがシャットアウトされてるし」

そうなのだ。普通は加護を持つものはその女神から自動的に監視される。それは複数持っていてもだ。でもそこは非常識を人生のモットーにしている美晴。当然のようにその監視を遮るなり、誤情報を見せたりすることが出来るようだ。荒太はそんなことできないので美晴が弄ったようだ。

だからこの2人の近辺はまさかまさかの安全地帯になっていたりする。

「さてこれからだが、俺はこの国の大迷宮を攻略しようと思っている。だがそうなるとバレるの必至だ。だからその後の脱出を手伝ってくれればいいぞ」

俺の考えに美晴が不満の声をあげる。

「えぇー私も大迷宮攻略したいんだけど~」

「いやいやそれだとちょっと不味いって。もし美晴を媒介に女神が降臨したらどうするんだよ?迷惑千万じゃ」

「そうだぞ美晴。八雲に迷惑だけは掛けないようにしないとな?それにどうせ外にいた方が面白いかもだぞ?」

「スタンピードでしょ?わかっているわよそれくらい」

そうなのだ、ここの大迷宮は他と違い屈指の強さを誇るのだ。そのため攻略が進みにくくどうやら上層部分、3分の1までしか探索が行われていないらしい。残りは未踏はなようだ。ちなみに『マザーグランド』は最下層まで探索者が行ったりしているのでまだ常識がある大迷宮だと言える。

「確かここの大迷宮『タワーエンジェル』は下じゃなく上に向かって進む変わった大迷宮だったよな。はぁー移動で言えば下に下がって行きたいものだ」

「わかるー!上がるより下りが以外と筋肉使うっていいけど、やっぱり移動するなら下がりたいよね」

「なに非常識2人が弱音吐いてんだ?一般人的にどっちでもいいっつうの」

そんなふうに話し合っては雑談に代わり俺か荒太がツッコんで軌道修正しながらもまた脱線するを繰り返しながら俺達は迷宮を進んだ。

そう迷宮を進んでいるのだ、魔物であるゴーレムが多数攻撃してきたのだが俺達はそれを片手間で対象というか、ほぼほぼ無意識で倒しながら進んだ。そして最下層のボス部屋になんと過去最高記録で到着した。あとから聞いたが2人で来たときは走っていたらしいのだが、今回は歩きでそのタイムらしかった。

「荒太、ここのボスってどんなの?」

「四つ腕ゴーレム」

「そうか。俺には100本あるように見えるが気のせいか?」

「そうなのか?俺にも100本に見えてたから幻影かと思ってたよ」

「「はっはっはっはっはっはっ」」

「おんどれらー!さっさとてつだわんかいぃーー!!」

そんな現実逃避を荒太と2人でしていると美晴からのお叱りがきた。そしてその叱った本人は今全力ダッシュで100本の腕から逃げていた。

少し前、俺達は意気揚々とボス部屋の扉を開けたのだ。そして中にはなにもなかった。聞いた話部屋の中央にゴーレムが鎮座しているとのことだったんだか、それに困惑していると部屋に重々しい声が響いたんだ。

『古の盟約によりて使徒を滅殺せよ!!』

「「「…………なんか嫌な予感」」」

ヒューーーーー…………ズドォオオオオオオンンンン!!

「「「………………」」」

突如部屋の上に穴が開きそこから超が付く巨大な岩石が落ちてきて。俺達はなにも言わなかったが、この時とて~~~も嫌な感覚をビンビンに感じていた。

そのまま立っていると岩石にヒビが入り出した。どうやら二重になっていたらしく周りの岩石の表層が剥がれて中の物が出てきた。

出てきた物それは…………仏像だった。

「とりあえず聞こう。あれがここのボスゴーレムなのか」

「「なわけ」」

「だよな。あれは四つ腕じゃなくて百、言っちゃえば千手観音(せんじゅかんのん)ならぬ百手観音(ひゃくしゅかんのん)だよな」

「「うんうん」」

「…………まぁとりあえず……(ガシッ)……言い出しっぺの美晴ゴー」

「……あれ?何で近づいて来るの八雲。……何で襟首掴んで……え?えっ、え、えっえっ……ちょっと待って……話を話をしよ……きゃああああああああああああああ!!………ぶへっ!」

『ピコーーン。敵対者使徒を確認。攻撃開始します』

仏像の前に飛んでいった美晴を見て、眼を赤く光らせ背中の腕数十本一気に振りかぶった仏像に対して美晴は大慌てで騒ぎながら回避した。

それから仏像は俺達に見向きもせず執拗に美晴に攻撃していた。そんな光景を見ながら俺達はまったり座りながらヤジを飛ばしていた。

「危ないぞー」「もっと女子らしく走れー」「おーいこっち向いてそいつ背後にしながら百○観音!って叫んでー」「それいいな!美晴一生のお願いやってくれー!」等やっていた。今までの鬱憤(うっぷん)を晴らそうとチョーシこきまくった訳だ。

まぁそんなことされたら普通にキレられるわけだが、当然美晴も例に漏れずキレた。そして仏像を背後に俺達に突っ込んできた訳だ。

「やっべ!逃げろ!」

「なに考えてんだ美晴!そいつはお前に興味津々なんだからずっと引き付けてろ!」

荒太と俺が叫ぶと美晴も負けじと、

「それならこんなことするわけないでしょ!!あんたらがなにもしないからこうしてんだし!それに八雲!こうなったの普通に考えてあんたのせいなんだから代われ!」

十中八九俺のせいだろうがそれを引き当てた美晴のせいでもあると俺は思う。

それから荒太、俺、美晴、仏像の順でおいかけっこをした。その間俺と荒太は何度か脇にそれたりフェイントをたくさんしたが仏像はずっと美晴だけに攻撃をしていた。

「…………諦めろ美晴。俺達には無理みたいだ。すまない」

「そうみたいだ美晴、モテモテで羨ましいよ。俺達はいつまでも応援してるからな」

「うらぎりものぉおおおおおおお~~~~~!!」

それから数十分美晴は回復魔法で疲労を無くしながら全力ダッシュしていた。

「そろそろ飽きたし助けにいくとするか荒太」

「そうだな。今なら1日いじけるくらいでいいだろう」

俺達は武器を肩に担ぐと走り続けている美晴に向けて走った。そして美晴の左右に位置すると後方に攻撃を飛ばした。

「お待たせ美晴。『迅雷鎌鼬(じんらいかまいたち)!』」

「いじけんなよ。『風突螺旋槍(ふうとつらせんそう)!』」

俺は愛刀を、荒太は槍を構えて技を放った。俺は刀に風と雷を纏わせ斬撃を、荒太は槍に風を螺旋のようにして纏わせ同時に放った。

攻撃はどちらも腕1つづつに当たり砕いた。が仏像は痛覚がないようで(ゴーレムなのであたり前だが)気にしたようすもなく、ついでに俺達も気にせず美晴を目の敵にしていた。

「無視されると寂しいなぁあ~」

「俺達に少しは反応してくれよぉ~」

そう言いながらも攻撃は止めずにどんどん腕を砕いていった。そうしたら仏像が2本の腕を後ろで合わせると(ちなみにこの光景は感知系スキルで俯瞰(ふかん)して見ているので普通は見えない)壊れた腕が再生していった。どうやらあれは回復用の構えのようだ。

「あぁ~めんどいぞ八雲。腕壊しても2本だけはあいつ絶対死守するぞ?」

「そうね、一気に全部壊すしかないんじゃない?」

どうやら2人もあれが見えるらしい、説明省けてよかった。

「そうだな。はてさてどうするか」

ここから第2回戦目が始まった。



仏像はほぼあれのパクリです

ご了承ください。こいつの名前が思いつかなかったんです!

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