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美晴よ貴様はちょっとは大人しくしろ!

遅くなりました

すみません

『か・い・み・ん・だぁあああああああああああああああーーーーーーーーー!!』

執務室で爆睡してしまった俺達は窓から光がサンサンと降り注ぐ時に起きた。バラバラに起きたのだが、全員起きたときに俺達は叫んだ。それはもう国中に、いや大陸中に響くように叫んだのだ。

「うぅ……うぅぅ……やっと終わったんだな!」

「あぁ、あの書類地獄の日々が終わったんだ!」

「あぁ俺家に帰れるんだ」

それぞれがそれぞれの感想をを述べるが心は1つ、「終わったことによる喜び」で胸がいっぱいだった。

「そういえば俺達どれくらい寝てたんだ?」

普通に考えれば次の日の昼だが、たっぷり寝た可能性もあり2、3日はたまた5日くらいたっているかもしれないから。そんな時、メイドが入室してきた。

「皆様お目覚めになったようですのでこちらに」

促しつつメイドは何があるのか知っているのかとても気の毒そうにこちらをチラ見してくるけど、今は気にしない!

「さぁいくぞ皆のしゅ……どうした?そんなに震えて」

振り返り進もうとしない仲間達を見ると、肩を抱きながら震えていた。

「い、いえ。なぜでしょうか、メイドに連れられていくと地獄が待っている?みたいな感覚におちいってしまって、へ、変ですよね!こんなの……」

ポンポン。

「あ、あのヤクモ様?なぜ肩を優しく叩くのですか、なぜ涙ぐんであるんですか!なぜ悟っているかのように優しく顔なのですか!」

ふふ、こいつらはまだ美晴のことをよく知らないんけどさっしだしたんだな。だからこの瞬間でも開放されたと思って欲しかったんだが。

「さぁ行こう!俺達の冒険はここからだ!」

「い、いーーーやーーー!何があるかわかりませんが!ヤクモ様、どうか、どうかはなしてくださぁああああああああああいいいいいいいいいいいいいい!!せめて、せめてもう1人誰かを!」

「ダメだ、俺とサンちゃんだけ。他はもう家に帰ってくれ、1週間は休みにしておくから!以上解散!」

そういって部屋を出て俺はサンちゃんを引きずりながらメイドがの案内に着いていった。

「こちらになります王女殿下、ヤクモ様」

メイドは1つの扉の前で止まると入るように促した。

「うぅぅなにか、なにか嫌な予感がしますぅううう!」

「大方予想は付いているだろ?さっさといくよ」

俺はそういって勢いよく扉を開けた。

中では書類が宙を舞っていた。右を見ると書類の山が、左を見ても書類の山が鎮座していて、その後ろには暗い雰囲気で作業する者、 書類の束に突っ伏している者、魂が抜けかけている者等たくさんいた。

「お待ちしておりましたお二方……ホントウニお待ちしておりましたっ」

俺達に気付いた青年が近寄ってきた。近寄って来る間に涙目になっていたが。

「とても聞きたくありませんが……また美晴ですか?」

青年がゆっくりと首肯する。

「なに?なにがミハル様なのですか?一体何を……」

「サンちゃん、まさか美晴がこの1週間なにもしていないと思ったか?」

「…………」

「当然暴れる、壊す、そして丸投げする。この三拍子揃っての美晴だぞ?」

「いぃーーやぁあーーーーーーっ!!」

サンちゃんの叫び、もう聞きなれたBGMにすら聞こえてくる。

それからさらに数日掛けて減らしては増える書類を捌ききり俺達は本当の解放を向かえた。ちなみになぜ増えたのかは想像の通りである。

「せぇああああああああああ!」

「うぅららららららららららららららっ!」

剣撃の音が中庭に木霊する。打ち合っているのは美晴とマリナ、得物は美晴が長剣をマリナが双剣だ。

打ち合ったあと両者後方に跳ぶと着地と同時に地を蹴りまた接近して打ち合う。それを何度も繰り返していた。

そんな2人を止める役割の八雲と荒太はというと、

「はぁあああああああああああああ!」

「ぜぇあっ!」

「うりゃああああああああああああ!」

「そぉいっ!」

隣からお互いの甲高い音が聞こえてきた。前者はアシュラと荒太、後者はエキドナ(人型)と八雲がそれぞれの得物、太刀とロングソード、槍と太刀で打ち合っていた。

本当は実力が拮抗する俺と荒太がやろうしていたのだが、アシュラが格上とやりたいとのことでこうなった。ちなみに俺は正直飽きてきていた。

太刀と剣のアシュラと荒太は(つば)迫り合い出来るがエキドナと俺は槍と太刀、エキドナが突きのしてくるも俺は反らして斬りかかり、エキドナは持ち手で受け止めて距離を置く必要がある。それを何度も繰り返していた。

「さてどうするか」

「どうしたですか?ご主人様」

俺が考えるとエキドナが薙ぎ払い俺がそれをジャンプして避けながら聞いてきた。

「なに、そろそろ組み合わせを変えよっかなと思ってな」

「なら次アタシはアラタ様に稽古つけてもらいます」

「よし、なら次は全力でこい!」

俺は担いだ太刀を下段に構えるとエキドナを鋭く見据えた。

「よっし!いきますよぉー……すぅー、はぁー……すぅ……はぁっ!」

「っ!?!」

深く腰溜めをしたエキドナは脚にスキル瞬動を発動、一瞬のうちに距離を積めると手首を捻り槍に回転を生みながら放ってきた。

「螺旋撃!」

「流水流し……流水打ち!」

放ってきた槍に太刀を当てて横に反らすとエキドナの腹に峰打ちを叩き込んだ。

「ぐぷっ!」

放物線を描きながらエキドナが飛ぶ。

「よし、休憩したら交換な。ちょうどあっちも終わったようだし」

見ると荒太のほうもロングソードの腹でアシュラを飛ばしていた。気が付いた荒太がこっちに手を振っているのでこっちも振る。

それから休憩したあと、美晴も入れてメンバーを交換しながら夕方まで稽古をした。

どうするか悩み中

まだほのぼのかな?

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