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トラブルは向こうからなのか、こっちせいからなのか疑問だ

遅れて申し訳ない!


アシュラを俺の眷族化をすぐに行い今日は寝た。

翌日、朝食を食べたあと、アシュラのための武器防具を買うことにした。

「アシュラは使いたい武器とかあるか?あと着たい防具とか」

「はい、武器は刀を使いたいですが、なければ剣でもいいです。防具は動き重視で軽いのがいいです」

う~む刀か、なんなら俺が作った方が早いが、まだ偽物の刀風しか作れないし、強度も足りないだろうな。それに業物過ぎると使いこなせないだろう……あれ?そういや

「アシュラって姫だったんだろ?刀とか使ったことあるのか?姫なのに」

「はい。鬼族はもともと実力主義なので小さい頃から訓練をします。鬼族は剣より刀の方を重視して使いますので、大丈夫です」

うん、さすが姫様。英才教育が行き届いてますねぇ~。でもあまり驚けないなぁ~。

「あの、あまり驚いていないようですが、もしかして私の訓練は普通でしたか?」

アシュラがなぜか恐る恐る聞いてきた。なんでだろ?

「いやすごいんじゃないか?でも俺の親友がやっていた教育がすごかったからな。そっち換算で考えていた」

「……親友様はどのようなことを?」

「えっと、2歳から4ヵ国語の会話、5歳から水泳、バレエ、スケート、7歳から前のを兼任しながら柔道、空手、剣道、弓道、それから中学の終わりまでやり続けたあと、高校から吹奏楽の楽器全般と無謀なことを……どうしたお前ら」

懐かしく思い出しながら話していると、アシュラ、マリナ、シェルナの三人が固まり、合掌していた。

「ヤクモ君の」

「ヤクモの」

「ご主人様の」

「「「親友(様)に尊敬と慈しみの感情を持ったので、崇めようと思って」」」

よかったな美晴、お前はこっちでも以上だったよ。

この時、遠く離れたところにいた美晴がくしゃみをしたとかしなかったとか。

「それよりも早く行くとしよう」

「「は~い」」

「はい」

俺達は足早に歩き出した。

「ぶぅえくしょん!!」

「風邪か美晴?」

俺のとなりで美晴が大きいくしゃみをした。俺達は今城下町を歩いているのだが、誰もくしゃみをしたときの美晴を見ていないことを祈った。……なぜかって?そりゃ美晴のくしゃみしたときの顔がかなり……

「それ以上言ったら細切れにするわよ?」

「すんません」

横からドスが効きすぎた声が響いた。やっべなんでだ、なんでこんな怒ってんだ?確かに心のなかで小馬鹿にしたが、それはいつものことなの…………

「八雲か……」

「うふふ、何を考えていたか聞いとかないとね~」

美晴は微笑を緩めずに歩き出した。俺は、先程のように横を歩くのでなく少し下がって顔が見えない位置を歩いた。なんでかは言わない。俺はまだ死にたくない、多分顔くらいでヤったりしないだろうが、万が一がある。殺すのでなく、半殺しくらいはしてきそうだ。

「何だって今日なんだよ」

俺は美晴に聞こえないように呟いた。

なんで今日美晴がこんなに不機嫌なのかは……わからない。今日のまだ深夜の段階で一度起こされたとき、なにやら美晴が、

「八雲がお姫様を仲間にした。どうしたらいい?消した方いい?灰にしたらいい?どうしたら反省するかな八雲」

「……………………………………すみません、わかりません、とりあえず八雲は許してください、再会したらとっちめればいいですから」

俺はこの場にいない親友のため、朝方まで土下座した。それのおかげか少し機嫌はなおったのだが、俺の不注意な発言と思ったことによってまた悪くなってしまった。

「ねぇ荒太、今日は休みだったけど、ダンジョンに潜らない?」

「…………ちなみにどこですか」

「うふふっ」

俺が恐る恐る聞いたのに、ただ笑って反応された。俺は嫌な予感がプンプンしだした。ちなみに今の俺達はAランクのダンジョンなら踏破でき、現在Sランクダンジョンに挑戦中なのだ。()()()()()()

「さぁ装備整えたら食料たくさん買い込んで向かうわよ~」

「そうだな装備を整えてむか…………あれ?今買い込んでって言わなかった?買い込むってどゆこと?少し潜って帰ってくるんじゃ」

「大丈夫よ。全部私が殺るから」

「……あっはい」

俺は空返事しか返せなくなった。美晴は止まらい、俺を巻き込みまくって憂さ晴らしをしまくるみたいだった。

俺は思い足取りで美晴についていった。

「うふふ、うふふふふふふ、うふふふふふふふふふふふふふ」

「今回も助かりますように、まだ死にたくないよぉ~」

俺の道伯は果たして八雲に届いたかは、この場にいるもの達は皆まだ知らない。

「八雲、覚えテロぉお~」

俺の苦労はまだまだ続くようだ。

「なんかごめん、なんでか知らないけどごめん、あったら土下座しとくよ」

「「また独り言言ってる~」」

「あの、なにかいたらないことが?」

「うん?……あ~違う違う、俺の独り言だから気にしないで」

マリナとシェルナはいつも通り流したのだが、アシュラは戸惑いながら、自身のいたらないことのせいかと聞いてきた。かわいいやっちゃ。

「「…………」」

なにやら冷たい視線が肌を射すが、気にしたら負けだな!うん!

「さぁ早く店に」

「兄ちゃんら、ちょっと止まりな」

いきなりガラの悪い男達に道を塞がれた。横に抜けようとしたが別の集団が塞いでおり、周りを確認したら全方位だった。

「……なにかようですか」

「その後ろにいる鬼は、兄ちゃんのツレか?」

「そうだと言ったら!!っと、危ねぇないきなり」

男が腰に差した剣抜き、斬りかかってきた。俺はバックステップで避け、マリナ、アシュラと背中合わせにした固まった。

「理由を聞いても?」

「我らはギルシュ炎帝国、帝国軍所属第3軍団、と言えばわかるか?」

「「知らないですね~」」

「まじかー」

「…………」

俺とシェルナは当然の如く知らず知らず、マリナは知っており、アシュラも知っていたようで青白い顔になっていた。

「どうゆうことだよマリナ」

「えっと、帝国軍第3軍団は通称『鬼殺し』、鬼系統の魔物の討伐を率先してやっているの。ここまでいえばわかる?」

「つまり鬼族も対象と」

「そゆこと~」

俺は道理が会わないと思った。鬼系統を殺す専門だからといって、鬼族は魔物より亜人よりのはず、それを殺すと問題になるはず。

「と思っているわよマリナ」

「ヤクモ君、たしかにそうだけど、第3軍団には全国家から許可が下りているの。なんでか知らないけど」

俺はため息をつくしかなかった。それとシェルナが心を読んだのは今回は不問にしといてやる。それにしても、

「なんであんたらアシュラのこと知っているんだ?言っちゃなんだがまともなとこらから連れ出されてない」

「情報提供があったのだ。とてもいい身分の方から」

なるほど、あのときオークションにいた誰かが逆恨み的に情報を流した訳か。迷惑千万だなたくっ。

「マリナ、迷宮内の魔物は喰えるか?」

「?食べれるやつもいるけどそれがどうし……そゆこと、ちなみにアシュラっちの武器は?」

「現地調達」

「了解してラジャ」

シェルナも頷いて返してくる。一緒に死線を(くぐ)り向ければこうしてわかってくれるからマジ感謝だな。おっとアシュラはまだわかってないようだな、今は説明出来ないけど。

「シェルナ、先行して大迷宮まで最短距離で突っ切ってくれ」

「了解してラジャ」

「アシュラは俺が担ぐ……そんじゃ、3、2、1、Go!」

俺はアシュラを肩に担ぐと、風の力場を空中に作り、それを足場に建物の屋根に跳び乗った。マリナも俺に続いて跳んでくる。第3軍団とやらも同じように跳んで来ようとするが、すでに力場を消したため、空振って転倒していた。それを尻目に先行したシェルナに着いていって大迷宮に急いだ。

下では跳ぶのを諦めた第3軍団が走って追いかけてくるも、人が邪魔をして進みづらくなかなか追い付けていなかった。こちらは目立つにしても誰も邪魔してこないのですいすい進むので、どんどん距離を稼いでいった。

それから走ること数十分、町の中心にある大迷宮に到着した。俺達は急いで受付に向かったが、ここで重大なことを忘れていた、それは

「本日は勇者様が攻略に向かうので入ることは出来ません」

勇者のせいでの交通規制だった。やっべ忘れてた。

「なんとかなりませんか。今日どうしても入んないといけないんです」

「すみませんこちらも規則ですので」

「そこをなんとか」

いくら交渉しても受付嬢は入れてくれなかった。そうこうしているとあいつらが視認出来るくらいまで近づいてきていた。

「くそっ、どうしたら」

「ヤクモ!こっち!」

手詰まりになっていところにシェルナの声が聞こえた。振り向くとシェルナが手招きをしていたので、そちらに向かうことにした。

「どうしたシェルナ、急がないと追いつかれ」

「ここから大迷宮に入れるわよ!」

俺達はシェルナの言葉に驚いた。なぜこんなところに通路があるのか、もしかしたら罠ではないかと思ったのだが、

「もう行くしかないか、戻ってる時間も無いしな」

もう間近に奴等は迫ってきていた。罠だろうがなんだろうが背に腹は変えられなかった。

「シェルナが先行して安全確保、次にマリナ、アシュラで俺が殿(しんがり)だ。全員通ったら道を崩す、追われないようにな」

プレイヤー3人は頷き、駆け足で潜っていった。俺も続く前に入り口の天井に魔法を放ち通路を塞いだ。でもここだけでは心もとないのでそれから約100メートルほど崩していった。

崩し終えると急いで3人と合流することにした。急いで走っていると、3人が三ツ又に分れている場所で止まり待っていた。

「すまん遅くなった」

「あっお帰り~、かなりやっていたね、洞窟内に響いていたよ。ありがと私達のために」

「ほんとは私がしなくてはいけないことなのに、それに私の存在のせいで危険に(さら)してしまい申し訳ありません」

「お前が謝ることじゃないよ。悪いのは奴等とシェルナかな?」

「なんでよ!」

「女神なのに何にも知らないから」

シェルナが不満に思ったのかかなり喚き出したが、そんなもの無視することにした。

「さて、既に大迷宮?に入ったわけだし、外に出ることは無理というか、ならさっさとこの国でのやらないといけないことを終わらせて次の国行くとしますか」

「「おぉ~」」

「が、がんばります」

シェルナとマリナは抜けた返事を、アシュラは緊張しまくった返事を返してくれた。

こうして俺達の大迷宮『マザーグラント』に潜入及び突入したのだった。

次回から大迷宮が八雲達を待ち受ける!

後ご期待!

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