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閉じた世界  作者: シェルちゃん
閉じた扉
3/8

影乃迷宮(シャドーラビリンス)の日常〜前編〜

今回は僕sideのお話です。

名前は織田信長!

…ではなく。

神凪遊夜(カンナギユヤ)

時雨と違って彼は活動的ですが、重度の中二病を発症しています。

若干シスコン気味な彼ですが、時雨(イモウト)には結構嫌われ気味です。

しかし、彼はめげません。

打たれ強さには自信がありますからね。

「クッ…風が泣いている…」

何か聞こえたような気がしますがほっときましょう。

彼は物事を現実で考える頭はあります。

さらに、洞察力、動体視力が普通の人の数倍優れており、喧嘩はもの凄く強いそうです。

過去にはとんでもない能力を持った人間と戦った事があるとかどうとか…

そんな僕の世界のお話です。

どうか最後までみてください!

僕の世界を!

「我、人間の学舎(マナビヤ)に降臨しせり!」

「あんたも私らと同じ人間やろ…」

我は影乃迷宮(シャドーラビリンス)

全てのものを闇の世界に引きずり込み、無に還すもの…

つまり、我に挑もうものならどんな能力を使おうと我が負ける事はない。

そして、我に話しかけてきたこの女は毒蛇(ポイズンサーペント)八神(ヤガミ)ネイ。

こいつの力はまさに超能力だ。

蛇の様に素早く蛇毒の様に強力な力で相手の自由を奪い、最悪の場合死に至らせる力なのだ。

我も危うく殺される寸前であったが、我の闇の奥義、地獄拳(ヘルブレイク)(ただの正拳突き)によって辛うじて勝利し、死の能力を解除させたのだ。

我も恐れる様な超能力の持ち主がこの世界にはわりと普通にいる。

まあ、能力が無いものも沢山いるが、我のクラスメイトでも既に4人が強力な超能力の力を持っているのがわかっている。

多分、未熟ながら超能力を覚醒する確率を秘めたものを含めると10人程度は居ると思われる。

「我の影乃目(シャドーアイ)が暴れておる…」

「はいはい、影乃迷宮さまの目には影の者が潜んでますよっと…」

「フッ…貴様に我の力を見せるのは少し早かった様だな…」

「あんたぐらいよ。超能力も欠片も無いくせに、私の様な七級超能力者(セブンスランカー)を上回る力があるのは…ほんとに化物なんじゃないの?」

ネイは呆れた様にため息をつく…

確かに彼女(ネイ)は超能力者としてかなりの実力者だし、彼女の能力の蛇眼(サーペントアイ)による広い視野と圧倒的な洞察力を持ってしても、普通の人より洞察力と動体視力が良いだけの人間によってその力をねじ伏せられたのだから…

当時のプライドの高い彼女は何度も挑んだそうだ。

どんな卑劣な能力でも使って必ずただの中二病なだけの人間をねじ伏せてやると意気込んでいた。

結果はもちろん全敗、さらには勝負が着くまでの時間が短くなる始末だった。

そして、そのただの人間に絶対の自信と自身のプライドを粉々に砕かれてしまったのだ…

蛇毒(サーペントポイズン)の力で不意打ちをして、殺すつもりで勝負を仕掛けたのに、後少しのところで、遊夜の火事場の馬鹿力で逆転負けをしたらしい…

もちろん、普通の人間が命の危機を感じた時に出すあの火事場(カジバ)馬鹿力(バカヂカラ)である。

え?2回目の火事場の馬鹿力に何でフリガナがついてるのかって?

ただ単に今さら、作者(ペチャポン)が読者さんが読めなかったら困るよなとつけただけだ。気にするな。

「ネイ、貴様に我から良い事を教えてやろう。人間と言う種族は極限状態になると真の力を解放する…貴様らの様な超能力者さえ越える、人間と言う種族そのものがもつ能力だ。これは他の動物に比べ、人間の身体能力がかなり劣ってるせいだと言われている。」

「まあ、あんたはその極限状態で見事に私を打ち負かした訳だ。私の毒さえあんたに勝つ手段としては無力だったわけだ…ほんと、あんただけは別格よ…」

ネイがそう言うと一時限目が始まるチャイムが鳴る。

「あ、遊夜!昼休み、屋上に来なさいよ〜!麻耶(マヤ)蓮樹(レン)呼んで待ってるからさ!」

次の授業から半日学校(ハンデイスクール)と言う特別な授業があるので、4時間ぶっ通しで校外授業なのである。

ちなみに先ほど出てきた麻耶と蓮樹は麻耶は怪力(バーサーカー)と言う能力、蓮樹は物体移動(サイコテレポーテイション)と言う能力の持ち主だ。

怪力は読んで字の如く、もの凄い物理的な力を発揮する。

物体移動は生き物の身体には力が働かないが土や水と言った物体にのみ働く能力だ。

例えるならとある黒子の能力の触れなくても発動するバージョンみたいなあれね。

え?ゾーンじゃないよ?

いや、これはさすがにアウトか…?

まあ、アウトだったらここだけ直せばいっか…(困惑)

そして、我の半日学校の授業先に着いた。

「あ〜…クソだりぃ…遊夜君もそう思うだろ?」

紹介しよう。

こいつは神崎桃華(カンザキトウカ)

いつも眠そうにしている超能力者候補生の1人だが、彼女は超能力カリキュラムを受けない選択をしている。

我はもろ論外だ。

不思議なくらいに超能力の力は無いらしい。

時雨(イモウト)はどうなんだろう…

前に聞いた事はあるが「例え私に超能力の素質があっても、私はそれなりに生きれればそれでいいわ」と返答されたんだっけ…

我は元より超能力の素質は不思議なくらいにないので関係ないがな。

「別にこの様な場も我の興をそそるがな…」

古い神社の様な場所、見渡す限りの自然、耳をすませば獣の声とサバイバルゲームにはもってこいの雰囲気を醸し出している場所。

ここは学校の裏の名も無き大山の名も無き神社。

そこが半日学校の授業場所であった…

皆さん、おはこんばんにちこ〜♪

ペチャポンだよ〜♪

はい。今回は僕のお話の前編です。

このお話は二分割してます。

突然ですが、この小説の世界では超能力者と言う存在は至って普通のものと言う認識です。

別にクラスメイトに超能力者が8人居ても問題ない世界です。

それでは!

続きはまた次回でお話しますね!

次回もお楽しみに!

まったねぇ〜♪

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