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サイバーウイルス  作者: OP
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〜ネット社会で英雄になってくる〜

〜序章〜

俺は、前原アツト。最近流行ってる「MeTube」に動画をあげたり、ゲームを製作しながら生活をしている。決してニートではない。いちおうゲームの方もMeTbeでも収入は得ている。

俺は高校生の時からMeTubeに動画をアップしている。まぁほとんどが絵を描く動画だ。

ゲーム製作を始めたのは大学生になってから。小学生から絵とゲームと友達とばっかり向き合ってたから、それなりに面白味のあるゲームを作れている。

一番最初は、「デルゴンクエスチョン」という脱出RPGゲームを作った。まぁそれがそれなりに有名になり、次々と自分のゲームを買ってくれる人が増えた。

そして俺は最近新作ゲーム、「デルゴンアドベンチャー 〜サイバーウイルスと伝説のデルゴン〜」というゲームを作成中であった。

今日も1日ゲーム作成に没頭した俺は、いつの間にか眠ってしまったみたいだ。



〜1章〜 「コンピュータの世界」

眼が覚めると、そこは草原であった。そう、「デルゴンクエスチョン」の「始まりの草原」という場所であった。

しかし何故か変であった。のどかな雰囲気を演出したはずの草原だったが、後半のステージに出てくる強いモンスターがぞろぞろいた。そんな時だった。

「助けてーーー!!」

女性らしき人の叫び声がした。俺は声がする方に向かって見ると、やや小柄で、白いワンピースをまとい、何より羽のようなものが生えている1人の少女が、ドラゴンモデルのロボット、「ドラゴノイドアーマーΣ」の群れに囲まれていた。よくみると少女は足に怪我を負っていた。

俺は状況が理解できないまま、少女のところへ駆け込んだ。俺は勝てる気しかしなかった。何故なら、ゲーム作者だからだ。

ドラゴノイドアーマーΣは口笛を吹くと少しの間、機能停止するという弱点があるのだ。俺は口笛を吹いて奴らが機能停止している間に少女を抱え、モンスターがでない、「解放の聖樹」という場所に向かった。

「あの、助けてくれたこと感謝します。ありがとう」

20分くらい走っただろうか、俺はもうへとへとだった。

「なに、気にするな。それより聞きたいことがある」

「はい?」

「お前のような登場人物は登録していなかったはずだ。それとなぜあそこにドラゴノイドアーマーΣがいたのだ?」

「あ、すいません。紹介が遅れました。私はフィアスと言います。あ、ちなみにサイバーウイルスなどを倒すために作られたような存在です。それと、あそこにあのようなモンスターがいたのは恐らくこのコンピュータ上に入ったウイルスが原因かと思われます」

「ん?ってことはつまり…ここはやっぱりゲームの中なのかい…?」

「はい。あなたはなんなのですか?」

「お、俺はこのゲームの作者だ。名前は前原アツト。そ、それで、なんで俺はここにいるんだ?」

「あら、あなたが…。状況がいまいち分かりにくいと思いますが、なぜあなたがここにいるのか、あなたがやるべきことを話します。

まずなぜあなたがここにいるのか、それは恐らくコンピュータがあなたに助けを求めているからです。っと言っても詳しいことはよくわかりません。そしてこれからあなたは何をすればいいのか、あなたにはこのネット社会に潜むウイルスを退治していただきたいのです。」

「お、俺が…そんなことを…?」

「は、はい…、大変だと思いますが引き受けてもらえますか?」

「もちろんだよ!!うわーワクワクするなー!自分が作ったゲームをこういう形でプレイできるなんてー!」

「ありがとうございます。ではまずコンピュータ上のウイルスを排除いたしましょう」

「おう!!」




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