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女神様からの使命

こんにちは 月下夜です。

現在、自称女神様に拘束されています…………なぜか拘束されています………なんで………なんで………どうして………わからない………わからない


「あの~夜さ~ん 聞こえてますか~」


目が笑ってない………

慈悲深くない…………

あと……………胸もない………貧乳


「それでは夜さん♪ 爪の間に針入れますね~ うふふ♪」


あの女神様、その手に持っているものは何でしょうか。


「いやいや、ちょっと、ちょっと待て~!!!!」


この女神本気だ。冗談抜きで本気で爪の間に針を刺そうとしている………


「大丈夫です♪ 大丈夫です♪ 痛いのは最初だけですよ~ 

 すぐに気持ち良~くなりますよ~」


「ごめんなさい!ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! 許してください!」


爪の間に針を刺されるなんて、絶対に回避しなければ!

俺はもうプライドなんて捨てた!

この自称女神様は誘拐犯なんかじゃない!


………………サイコパスです(泣)


*******************************


は~い こんにちは♪ みんなの夜さんだよ♪

女神様との楽しい楽しいOHANASIAIが終わった後、女神様が真剣な顔になった。

なんだろう、先ほどと雰囲気が違うな…………冗談は終わりみたいな感じがする…………


「夜くん、君はね~死んだんだよ~

 しかも~夜くんが自分で 自らの手で~ 自殺したんだよ~」


とか、とんでもないことを急に言われました(笑)


…………うん、ありえないよね!

………ありえないはず!!

……ありえないよね?

….あれ、そういえば

…卒論とか就職活動が嫌になって……………


「その通り♪ 自殺したんだよ~」


「そーか俺、練炭焚いて自殺したんだった………

 まぁ天涯孤独だったし、嫌なことから逃げれてよかったのかな………」


「やっと、落ち着いてくれたね♪ 夜くん

 それじゃ~ 単刀直入にお願いするね~ 異世界に行って♪」


…………………え、マジで

これって、チート貰って異世界で無双できるってこと!

異世界で悠々自適にスローライフ!!

美少女とウフフ ムフフし放題!!!

俺の美少女ハーレムの夢が!!!!


これは異世界に行くしかない!!!!!


「は、はい異世界に行きます。

あ、でも勇者になって魔王討伐とか何か大きな使命があるの?」


さすがに魔王と戦えと言われても…………正直面倒だ


「うん、夜くん 君に任せる使命はね~ 異世界で私を崇め奉ることだよ♪ えっへん」


…………えっ

…………..なに言っているんだろ

……………あと、えっへんて胸をはられても貧乳……げっふん げっふん



「え~と意味がわからないんだけど」


今、自分を崇め奉れとか言わなかったか……聞きまがいだろうか………


「だ~か~ら異世界に行って、私を崇め奉るのが使命だよ!」


うん、聞き間違いじゃない…………


「えっと、具体的には何をすれば」


「だ~か~ら! 世界に行って、私を崇め奉ることが使命だって!」


うん、なんかこいつ駄女神なんじゃないかと思えてきた

まぁ~とりあえず、詳しい内容を聞かないとなぁ~

あと上手く言いくるめれば凄いチート貰えるかも………


「すいませんアイリス様、言い方が悪かったですね。なぜそのような使命を出そうと思ったのですか?」


ここは、敬語を使って女神様をいい気分にして、最高のチートを貰うぞ。


「ねぇ~夜くん、さっきと話し方違くないかな~

 まぁ~その話し方の方が、崇められている感じで気分いいしね♪」


あ~この女神チョロイは~

よし、このまま拝み倒そう………


「それでアイリス様、使命の理由をうかがってもよろしいですか?」


「うん いいよ~ 使命の理由はね 他の神や女神が異世界転移とか~

 異世界転生とかさせて 信仰されてるのを見て~ 羨ましいかったからだよ~」


………………やっぱり、こいつ駄女神だわ


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