表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

しるし2(詩集)

懐かしい焼きそば

作者: さゆみ


汚染された ふるさと

もう 戻れない

1000人もの人が

僕の近くの町に避難したまま

帰れない


それでも子どもたちは 新しい学校へ

大人たちは 新しい職場へ

生きていくために

学んで 働いて

生きていくために

悲しみを優しさに苦しみを強さに

人々は前に 前へ

勇気を振り絞って

進んでいる


ふるさとの懐かしい焼きそばを

みんなに食べてもらいたい

今もずっと作り続けている人がいる


私たちより もっと もっと

辛い思いをしている人がいる

だから 私たちは 大丈夫

そう言っている人たちがいる


人は一人で生まれて一人で死んでいく

でも果てしない宇宙の中の

地球という小さな星

この地球でそれぞれがそれぞれでも

みんなは地球の中で 一緒に生きている

決して一人じゃない

命は絆で結ばれている

そうとしか思えなかった





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] すばらしい詩ですね。グレートプレゼンターになりたいですね。
2019/10/27 11:18 退会済み
管理
[一言] 福島県民にとっては胸に染み込む詩です。 風評被害は人災です。 一刻も早く消えてほしいです。 いつも素敵な詩をありがとうございます^^
2015/03/14 22:39 退会済み
管理
[良い点] 素敵な作品です!! ほっこりじんわりしました(*^-^*)。 [一言] すごく好きな作品です。 ありがとうございました!!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ