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惰性と僕  作者: 妖目覚
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相も変わらず.....

僕は一体なにをしているんだろう?そう考えながら惰眠をむさぼる「僕」はしがない学生である。特に目新しい特技や経験もない。本当に普通の学生である。そんな面白みに欠ける。日常を今日は書いていこう。

 

僕の一日は、まず夜に始まる。何故夜に始まるかと言うと、昼のあいだは基本死んでいるように生きているからだ。矛盾しているが、本当に死んだ魚のような目をして生きているのだ。大学で友人に会うたびに「お前大丈夫か?」と言われる始末である。そんな僕は、家に帰ると、水を得た魚のように気分が上がるのである。僕は度を超したインドアなのである。家に帰ると僕は鼻歌を歌いながら、煙草を吸う。ちゃんと成人しているのでそこはご心配なく。煙草を吸ってぼーっとした頭で、今日は何をしようかと考え、妄想に耽るのだが、結局何もせず眠るだけなのだ。眠りから覚めると、世界は泣く子も黙る丑三つ時を過ぎていて、「あぁ、またやってしまった」と後悔する。これがほぼ毎日続くのだから本当に救いようがない。しょうがないと割り切りながら、僕は某動画サイトをスマホで開き、好きな配信者の配信を見るのだ。その後、ゲームをしたり、煙草を吸ったり、夜食を食べたり、また煙草を吸ったり、配信をみたり、そしてまた、煙草を吸ったりして、僕の一日は終わるのだ。


そんな事をして夜が明け、朝を迎えるのだ。相も変わらず平凡な毎日だ。

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