#33 神界
神界、秩序の国オディールにある静かな暗い会議室。円卓を囲む九つある席の四つは空いていた。
「またあの四国は出席しなんだな」
そう言ったのは、ガタイのいい長い茶髪の女だった。彼女はため息を吐くと、部屋の正面奥にいる女に目を向ける。
「仕方ありません。戦争中の国々が顔を合わせるのは、皆心象が悪いでしょう」
「らしくないな秩序の王。調和を重んじるお前さんがそんなことを言うなんて」
そう声を上げたのは、緑がかった黒髪の黒コートの男だった。椅子に深く腰かけ、背もたれに身を預けた彼は気障に笑うと続ける。
「“秩序連合”はなんのためにあるんだ。この三月に一度の議会も。お前さんの言う神界の、ひいては世界の秩序を守るためだろう。戦争なんぞやってる奴らをさっさと止められないで、何が秩序だ」
「クロノス殿。口が過ぎるぞ」
そう言うのはターバンをした少年だった。いや、精霊は年齢と外見が伴わない。彼はこの議会の中でも年長に入る方の精霊だった。
「儂は奴らがここにおらぬ方がやりやすくて助かるがな。殺気立った空気は性に合わん」
「風の国の皇帝陛下は事なかれ主義でいらっしゃる。臭いものには蓋をか。事態が分かってるのか? かの戦争のせいで人界に逃げ出す精霊が増加している。これでは世界のバランスがそのうち崩れる」
「分かっているが……」
「それから、一番の問題は闇の国だ。そうだろう?」
クロノスは体を起こすと、拳で円卓を打つ。身を乗り出して、秩序の国の女王に再び目を向ける。
「魔界からの悪魔の流入……闇の国の皇族は魔王の血族だ。ゆえに魔界からの来訪者を許している。悪魔どもは精霊よりも強力だし、戦争の戦力になる……このままでは白の軍勢が危うい。世界の調和は遥か彼方だ」
「……分かっています、クロノス。私も考えているのです」
「なら、無理矢理にでもこの議会に連れて来ないとな。何のための話合いの場だ」
ふん、と再び椅子に身を預けるクロノス。今まで黙っていた青い髪の女がため息を吐く。
「もう少し穏やかに話せませんの? クロノス。ここに争いの種を撒いているのは貴方よ」
「樹の国だけにってか」
笑うクロノスを無視して、女は続ける。
「……いいこと。私も貴方の言い分には概ね同意ですわ。強制的にでも招集すべきです」
「話が分かるね水の王」
「それから……これは我々連合だけでなく、神界全体の問題。非加盟国の四国にも強力を仰ぐべきですわ」
「我々には無関係と、突っぱねられるだけでは?」
そう言うのは、初めに口を開いた女だった。
「いいえ、ガイア。今だからこそ、静観させているべきではありませんわ。各国が戦争に加担しないとも限らない。先手を打ってこちら側、確実に中立に引き入れなければ」
「そう上手く行くかね。雷の皇帝も氷の皇帝も堅物だ。闘はそもそも我々属性持ちのとは交わりたがらぬ。心の奴は……少し協力を仰げばいけそうだが」
風の国の皇帝は、そう言ってターバンから覗いているロバの耳を上下させた。
「レテリシア様の協力が得られれば、おのずとアテナ様の協力も得られますわ。心の国と闘の国は協定を結んでいますもの」
「やや楽観的すぎる気もするが、奴らの力が得られるのなら確かに心強い。私はアリア殿の意見に賛成だが、テフィ殿はどう思われるか」
ガイアはそう言って秩序の王、テフィを見る。全員の視線がそこに集まった。テフィは胸に手を当て、俯く。
「────分かりました。確かに、四国もの勢力に働きかけるには少々我々では力不足です。何せ、何千年もの間この戦争を止められていない。秩序連合は……いえ、神界そのものが変わる時が来ているのでしょう」
そして彼女は顔を上げると、凛とした声で皆に告げた。
「私の方から、非加盟国の各王へ協力を掛け合ってみます。それから、影の国はじめ戦争中の四国への出席要請も、これまでより強く」
「ま、どうにもならん時は武力行使かもな、ハハ。それで神界が滅びるならその時はその時だ」
と、そんなことを言ってクロノスが笑う。場が白けてクロノスはなんだよ、と両手を広げる。
「────そうはならんように、出来る限りのことはするってことだ。このままじゃ遅かれ早かれいつかは世界が崩壊する。協力は惜しまないぜ、オディール女王陛下」
「ありがとうございます、クロノス」
目を下げたテフィは、そして片手を胸の前に掲げる。
「では、今回の議会はこれにて終了します」
ガタ、と一斉に他の王たちも立ち上がり、テフィと同じ姿勢を取った。
「“秩序は我らが手に”」
「“全ては世界の調和のために”」
* * *
「おい起きろ! 死んでねェだろ!」
「う……」
エレボスの声で、エレンは目を覚ました。体を起こすとあちこちが痛む。……両腕以外の全てが痛い。
「あいたた……着いたのか?」
そこは森の中の祭壇のような場所だった。辺りにほかに人影はなく、振り返ると入って来たものと同じような石の門がある。
「おう、皆無事に……じゃねェけどまぁ無事の範疇だろ。だけど……」
「だけど?」
エレンが顔を上げると、エレボスは辺りを見渡す。
「グリフんトコと、お前の兄貴とアレスがいねェ」
「いねェ⁈」
「なぜかゼイアだけがいる」
と、エレボスはエレンの向こうを指差す。振り向くと、腕組みしたゼイアが不機嫌そうな顔で立っていた。……いや、不機嫌そうに見えたがいつも通りの顔だたったかもしれない。
「ようやくお目覚めか。保護魔術はしっかり効いたみたいだな。ったく、魂の分割ついでにお前が掛けてやれば良かったのに」
と、ゼイアはすぐ隣に立っているフェールに向かってそう言った。フェールは困ったような顔をした。
「いや、ゲートの抵抗に耐えられる程のものは私には掛けられぬよ。そなたがいて助かった」
優しく微笑まれて、ゼイアは面食らったような顔をする。フェールはそれに対して笑みを解く。
「……何だ」
「いや。天狼殿はプライドがお高いものだと思ってたからな。礼を言うなんて意外だと……いや。何でもない。ともかく、そこのガキが目覚めたなら俺はグレンたちを探しに行く」
と、そう言うなりゼイアは翼を広げて空へ舞い上がった。慌ててエレンは立ち上がろうとするが、両足を地について力を入れた時点で転んだ。
「あだッ!」
「無理すんな、ちゃんと動けるようになるまではしばらくかかる」
エレボスに言われて、尻もちをついたままエレンは顔を上げる。
「何で……」
「体がねェからな。俺たちには慣れたもんだけど、なんかフワフワして変な感じだろ」
「確かに……」
と、その横でフェールがゼイアを見上げて声を上げる。
「待てゼイア、勝手な行動はするでない」
「俺に指図するな、精霊。一族じゃ長かもしれないが俺には関係ねェ。お前に従う義理はない」
「は⁈ 天狼様を馬鹿にするんじゃねェ!」
そう怒るのはエレボスだった。イカ耳になっている彼に、ゼイアは笑う。
「天狼にひっついて、お前も狼気取りか子猫ちゃん。悪いが俺には全部お見通しだ」
「なっ、何を~⁈」
「そんなに頑張って威嚇しても、全然怖くねェぞ。そら」
ゼイアが指をパチンと鳴らす。すると、エレボスの体がボンッと煙に包まれる。そして現れたのは、黒い毛並みの猫だった。
〈あっ、てめ! 何しやがる!〉
猫からエレボスの声がする。その姿に、思わずエレンは目をぱちくりとさせる。
「……フツーの猫だ……」
〈悪かったな! だから言いたくなかったんだよ! ……あッ! 畜生戻れねェ!〉
毛を逆立てながら黒猫は一生懸命唸っているが、見ているエレンには「かわいい」以外の感想が浮かんで来ない。道理で以前、エレボスに別の姿のことを聞いた時に誤魔化されたわけだ。
「俺の固有能力は“変身”だ。相手の姿を自在に変える。相手本来の変化もこうして操れる。しばらくは戻れねーよ。じゃあな、俺はウィンディルに行く」
「ウィンディル? 何故だ」
フェールが訊ねると、ゼイアは肩を竦めた。
「どーせあのグリフィンに引っ張られてんだよ。俺だけこっちに来たのは……何だろうな。俺もアレスもイレギュラーみたいなもんだから……まぁ分からねえがこっちじゃねェならあっちだろ。拾ったらすぐ合流する。皇都でいいな」
と、そう言うや否やゼイアは上昇して東の方へと飛んで行ってしまった。
それを見上げながら、なんとかエレンは立ち上がる。フラフラしながら足場の感触を確認していると、肩に猫姿のエレボスが登って来る。……温かい。
「……フェール、どうするんだ」
「そうだな。想定外だが……この面々ならば問題あるまい。先に“協力者”の元へ立ち寄ろう」
〈げ! 俺このまま行くのか? 嫌だよ……〉
エレボスが元気のない声でミャオと鳴く。そんなに恐ろしい相手なのだろうか。というかそもそも。
「……誰に会いに行くつもりなんだ?」
エレンはそうフェールに問う。彼はエレボスからエレンへと視線を戻すと答えた。
「影の皇帝、カオス陛下だ」
* * *
神界、風の国ウィンディル。この国は砂漠地帯で、年中暑くてからりとした気候だ。砂漠の中に点在するオアシスの周りに街ができ、人界へつながる門もその近くにある。
想定外にウィンディルに出たイアリたちとグレンたち四人は、そんな街の一つケイルにいた。
「お客さん、お目が高いね。それはウィンディル最高級の生地でして……」
「グレンさん……よく分かんないけど多分それめちゃくちゃ高いっす」
「いいんだよ、俺はこれがいい」
「やめときましょうよ! せめてもうちょっと安い服に!」
街の一角の衣服屋。あまりの暑さにグレンが適した服を求めてやってきたわけだが……何やら数字の大きい値札のついたものをグレンが選んでしまったため、必死にイアリが止めている。
正直、グレンの白コートはここでは目立つ。イアリの服はなんとなく馴染んでいるが。大概の精霊が涼しげな布の服を身にまとっている。グリフのようなスーツっぽい服の者も少しはいるため、外からの旅行者か何かだと思われているようだが。
「全部で16800アレイです」
ニコニコと笑った店の主人が言うと、横からアレスが金貨の入った袋を差し出す。
「これで足りるか」
「……はい、確かに」
あまりにもあっさり差し出されたためか、店の主人は驚いた様子で袋を受け取った。
* * *
「あー、こりゃいいな、涼しい」
「あの値段ならば、良品に違いないだろう」
路地で着替えたグレンは身軽さにぐるぐると肩を回した。隣で満足そうにアレスが頷いている。
イアリはコソ、とグリフに耳打ちする。
「なあ、あの金額って実際どうなの」
「────我々国に登録している精霊は国から金が貰えるのだが……そう簡単にほいと出せるものではないな」
「……アレスって何者なの?」
「さあ、知らん。闘の国のことはあまり知られていない。その国の精霊に会ったのも初めてだ」
「そう……」
ただの精霊というわけではなさそうだな、とイアリは思う。それともただ金銭感覚が壊れている奴か。
「さて、ではこれからどうする」
アレスがそう言って視線を向けて来たので、思わずイアリはびくりとした。
「え、えーと、そうだな……まずはエレンたちと合流しないと」
「すまない、上手く影の国のゲートに出られなかった」
グリフが帽子を下げながら謝る。いいって、とイアリは彼を慰めると訊ねる。
「……ここからえっと……影の国へはどれくらいかかる?」
「海を渡る。列車を使って一時間ほどだな」
「飛んでは?」
「行けなくはないが、戦いの前に消耗するのは得策ではないな。使えるものは使うべきだ」
と、そう言ってグリフはアレスの方を見る。
「異論ないな」
「構わん。恐らく心配をかけていることだろう。ロレン殿の為にも早いところ合流しなければ」
「そうだな。エレンのことも心配だ。……まー、あっちにはフェールもいるわけだし、大丈夫だろうけど……」
と、グレンはぐ、と右手に力を籠める。
「……神界だと俺たち力使えねェのな……」
「核が無いからな。属性石も調達しなければ」
「属性石?」
「俺は必要ないのだが……」
と、アレスはグリフを見る。すると彼は胸元から羽根と石のついたペンダントを出す。
「この石が必要だ。ウィンディルは石の産地の一つだからな、属性石を扱う店も多い。多くは風の石だが……魔術店に行けば影の石も手に入るだろう」
と、グリフは隣のイアリを見る。
「お前はここの役場で精霊として登録すれば、通行証込みで石が貰えるが……」
「えー、いいよ、面倒くさい」
「あった方が帰りも楽なのだがな」
と、グリフは自分の通行証を見て、そして元のようにしまった。
「あー、ごちゃごちゃ考えてても進まねえ、とりあえずその……属性石っての手に入れようぜ。何かあった時に困るしな」
うんと伸びをして、グレンは路地から出て行く。それにイアリはついて行くが、不意に立ち止まったグレンの背中にぶつかった。
「あだッ! ……す、すみません」
「……」
「どうしたんですか?」
横からイアリはグレンの顔を覗き込む。そして思わず息を呑んだ。グレンが大きく目を見開いて、やけに殺気立っていたからだ。
「ぐ、グレンさん?」
「……嘘だろ」
グレンはそれだけ呟くと、突然走り出した。慌ててイアリはその後を追うが、まだ体が微妙に慣れていないせいで走りにくい。対してグレンはものすごいスピードだった。彼の類まれなる身体能力のお陰か、それとも冥界での経験ゆえか。
どちらにせよ、風の力も使えないイアリはグレンには追いつけず────────そして、歩いていた二人目掛けて襲いかかった。
「⁈ 何やってんだあの人!」
金髪の男にグレンが殴りかかったその瞬間、その男が振り返る。拳が男に当たる前に、その横にいた青髪の男に片手で止められた。
「⁈」
金髪の男は突然のことに驚いているようだったが、襲撃者の様子をまじまじと観察している。青髪の方は冷静な目で今しがた受け止めた拳を払うと、隣の男を庇うように立ち距離を取った。
「……往来で堂々と襲撃とは。しばらく来ない内にこの街も治安が……ん?」
「何でてめェがここにいやがる!」
グレンが叫ぶ。その声に対して、金髪の男は目をピクリとさせて叫び返した。
「────────それはこっちのセリフだ! まさかと思ったが本当にグレンか⁈」
「そーだよ、見覚えあるなと思ったらやっぱりカリサかてめェ! 死んだんじゃねェのか! そういや冥界で会った覚えねェな!」
「何言って……」
そこでようやくイアリたちが追いつく。グレンの隣に落ち着いた様子のアレスが立った。
「……貴殿はエエカトルだな。精霊と人間の空似はよくあるが、まさかあの本人だったとは……」
「え? あ、エリサ・ファルシオン!」
アレスの言葉に、イアリはハッとしてエエカトルを指差す。エエカトルはハァとため息を吐いた。
「……人に向かって指を差すのは失礼だぞ」
「あ、すんません……」
「まぁいい、お前のことは知らないがきっと人間だな。……なぜいる?」
「疑問に思うのはもっともなんだけど……えーと……うわ……ガチか……エリサ・ファルシオンは精霊に連れられて精霊になってたってわけ……?」
イアリは一人で納得している。グレンは彼らの会話を聞いているうちに頭が冷えて来る。
「……お前は冥界に行く変わりに神界に連れて来られたってわけか」
「グレンのくせに嫌に理解がいいな。……そういうことだけど……お前もそういうわけ? いや、冥界って言ったな」
カリサの方も冷静になったようで、落ち着いた様子で会話内容を振り返る。
「くそ。人間の時の因縁とはもうおさらばだと思ってたのに……悪運どころか悪縁まで健在だエエカトル」
「腐れ縁という奴だな」
「なんでコイツと! はぁ……よりによってだ」
カリサは全てを諦めたように大げさにため息を吐く。そして、腕を組むと不服そうな顔でグレンを見た。
「────死んでまで争うつもりはない。決着は一度ついたわけだしな。俺は死んだがお前を殺した……それで終わりだ」
「……何だお前、本当にカリサか?」
「俺だろ! 俺を何だと思ってるんだ!」
と、その時頭上で羽音がした。見ると、ゼイアが降りてきている。
「やっと見つけた」
「ゼイア!」
「で、何だ……何でこいつらもいやがる」
グレンの隣に降りて来たゼイアは、腕を組んで訝し気にカリサたちを見つめた。
「お前、あの時の……」
「その節はどうも。その様子、本物か。やれやれ、作者本人が本に書いたことを実行したのか。ったく……どうなってやがんだこの世界はよ」
その言葉に、エエカトルはムッとする。
「そうは言うが、お前も魔界から来たのだろう。悪魔の神界への流入は社会問題にもなって……」
「あーあー、俺をあんなのと一緒にするな。つーかここで下らねえ言い争いをしてる暇はねェんだよ。ほら行くぞグレン」
「あっ、ゼイア」
グレンはゼイアの手を振り払おうとしたが、思った以上に強い力で振りほどけない。だが、ゼイアは足を止める。
「何だ」
「コイツのこと放っとくのかよ!」
「構うな。死んでここへ来た以上はもう精霊だろう。お前との因縁も尽きた。ここで死んだら冥界行きもないぞ。目的を忘れるな、無駄な争いは消耗するだけだ」
「っ……だからってハイさよならって出来るわけねェだろ!」
「そ、そうだ。……目的はなんだ。何しに神界に来たんだ」
カリサが言う。ぎろりとゼイアは睨み返した。
「それが何だ。お前に関係あることか?」
「ある!」
「あん?」
カリサはエエカトルより前に出て来ると、一つ深呼吸して言った。
「……俺が協力出来ることなら……協力したい」
「は?」
反応したのはグレンだった。
「そんなの信用できるわけ……!」
「分かってる。自己満足だっていうのも……。でも、ここで会った以上はそうするべきなんじゃないかって思うんだ」
あまりの毒気の抜かれように、グレンは混乱する。顔を見れば毒を吐き合って来た相手が、まさか自ら協力を申し出て来るなんて。しかも、こちらの目的を聞く前から。
「……ダチの弟を助けに来てんだ」
「え?」
「だからもし……それに協力するつもりがあるなら……えっと」
グレンは困ってゼイアを見る。堕天使は大きなため息を吐くと、グレンの言葉に続けた。
「スケアの……影の国の皇都に来い。一旦そこで他の奴らと合流する」
「!」
「じゃあな。行くぞ」
ゼイアはグレンの腕を引いて駅の方へと歩き出した。アレスやイアリたちもその後に続く。
「……らしくないなカリサ」
皆がいなくなった後、エエカトルがそう言う。カリサは顔を逸らす。
「うるさいな……いいだろ別に」
#33 END
To be continued...
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