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少年と少女
あの日俺はすべてを失った
家族も友も好きだった人も嫌いだった人もすべてすべて失った
だから俺からすべてを奪ったものを俺はけして許さない
それがたとえ神とよばれるものであっても・・・・・・
目を覚ますとそこには見なれぬ天井があった。
起き上がり辺りを見回すどうやらだれかの寝室に寝かされていたようだ。
こじんまりした部屋にかわいらしい小物があふれているどうやらこの部屋の主は女性のようだ。しばらく辺りを見回しているとふいにこの部屋にちかずいて来る足音に気がついた。そしてその足音のあるじが扉をあけて・・・・
・・・・・・今日一人の少年を拾った。
少年は黒い髪に端正な顔立ちのすごく綺麗な少年でした。見るものを虜にしてやまないだろうその少年はあちこちに切り傷をつけて道に倒れていました。びっくりした私は私の家に運び入れて寝室のベッドにねかせ簡単に傷の手当てをして今は寝ているはすです。だけどさっき物音がしたからおきたのかもしれない。
すこし様子を見に行ってみるか、起きてたら話も聞けるか・・・・・