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泣いている理由

暗闇の中誰かが泣いている。

なぜ泣いているのかは分からない。

私は話しかけてみることにした。


「なんで泣いてるの?」と聞いてみた。


一番遠くにいる彼は「何も持ってないから…」答えた。

私には意味が分からない、もう一度聞いた。


私は「なんで泣いているの?」と同じ質問をした。


二番目に遠くにいる彼女は「私はこれしか持ってない。」と答える。


これって何だろう

とにかく私は考える、とりやえず、この子たちを笑わせることにした。


絶対に誰でも笑う方法を使って笑わせようとした、普通なら大笑いだ。

そのはずだったのだが、泣いてる子たちは、大泣きになった。


もう…よくわかんない、さっき言ってた、無いものを持ってるかもしれないので、泣いてる子たちに聞いた。

「何を持っていないの、持っているものならあげるよ。」




3番目に近い彼女は「感情」と答える。


2番目に近い彼は「悲しい以外の感情がないのです」と答えた。


1番目の子供の口が開くと同時に、私は、走り出した。


 ここの、世界は走りにくい。



 私は、最後に彼女が言った言葉を知っている…


言わないでもよく分かった。




「あなたは他の感情を持っているのね、くれるんだね、ありがとう」




そう、あの言葉はトラップだったのだった。





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