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詩集

Ship Building

作者: 楓海


 昔書いた詩です。

 投稿させて戴いている、ラプンツェルの接吻の隆一朗が瑞基の為に書いたと云う設定です。

 お気に入りの詩です。

 船を築こう この風の海を越えて

 果てのない地上の享楽の地で

 全裸のボクとキミは飾りのない言葉で

 語り合うんだ

 とても他愛ない話を


 船を築こう

 この紺碧の空を超えて

 果てのない砂漠を見渡して

 もう一度ボクとキミは

 幻想に惑わされながら

 考えなおすんだ

 とても 日常的なことがらを


 船を築こう

 壊れても また 築こう

 大勢の貧しい人々が

 愛を語っている

 大勢の哀しい人々が

 生を語っている

 そして ボクにはキミが

 与えられたんだ


 船を築こう

 この星と月と黒い空間に

 砂と塩水と風と僅かな花びら

 それらでできた船を

 手探りしながら浮かべて

 永遠に揺られていよう

 

 船を築こう

 キミはボクに言う

 友人の名前や今日のできごとなんかを

 そして 微笑むんだ

 ひまわりのように太陽に似せて

 緋色の光を浴びて

 とても 日常的に


       by 隆一朗

読んで下さり、有り難うございました。

すみません。

投稿するときに詩の項目見つけられなかったんですぅ。

そそっかしくてすみません。

このShip Buildingと言うタイトルは昔大好きだった曲のタイトル貰いました。

 エルヴィス・コステロかロバート・ワイアットかが創った曲で、

地味だけど、とても良い曲です。

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― 新着の感想 ―
[一言] まだまだ青い感じがしますが、そんな点もとてもいい魅力を醸し出していますね。まだまだ青い二人が、二人の愛の讃歌として描いたと言う設定がとてもよく伝わってきて、気持ちいいやら、ちょっとだけ苦笑い…
2023/12/31 21:32 退会済み
管理
[良い点] ラプンツェルの接吻を読み終わって、ここに辿り着くと、隆一郎の清々しい思いが、ひしひしと伝わってきますね。 [一言] ひとつの詩としてではなく、『最後』のあとにくっ付けるのもアリだと思います…
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