第1話 始まりは誘拐事件から
7月24日
1人少年が駅に向かって歩いていた。
「喉が渇いたから自動販売機でジュースでも買うか。」と少年は自動販売機に小銭を入れボタンを押してジュースを取り出し口から取り飲んだ。
「少年よ、自己紹介しろ」と天から声が聞こえたのだ。(天から自己紹介しろと声が聞こえたので読者のためにもしますか。僕の名は村崎隼人 特に何も変わりはない普通の高校生です。特技は料理、掃除、裁縫、洗濯などお母さんがやるようなことが得意である。お父さんとお母さんが共働きしているからです。他にも色々ありますが長くなりそうなのでこれくらいしときます。ちなみに学校帰りであります。)
そしてジュースを全部飲み、歩いていると駅に着き切符を買って改札口に行こうとした瞬間…
「キャー」と悲鳴が聞こえてきた。隼人は何だ?と思い悲鳴がある方を向いてみるとそしたら長くて黒の髪の少女が誰かに誘拐されそうになっているではありませんか 「何をするの」と少女は叫び、男が「大人しくしろ!!」と暴れる少女に言った。
車に乗せられ連れて行かれてしまった。それを見た隼人は「助けに行かなきゃ」と走り始めたが走りじゃ車に追いつくことができるはずもなく(あたりまえだ) 「どうすれば…」と諦めそうになったが「これだ!」と放置自転車に乗り走り始めた。見ていた周りの人は思った。自転車で追いつくのか? 隼人は自転車を「ウオォォー!!」といきよいよく走り…
その頃、車の中では、男が「こう簡単に誘拐できるとは思わなかった。これで借金を返すことできるぜ!」と喜んでいた。少女は叫んだ。「下ろして、下ろしてよ!」と男は「下ろしてやるもんか。」と笑いながら言った。少女「それにしてもあんたの服、センスないわね。」と言った。男はウセェーと言い車を飛ばした。少女が「誰、誰か助けて!」と叫んだ。
男は、「叫んだって誰も助けにこね…何?」
隼人は自転車でジャンプして空中で自転車を捨て、車に着地した。車のフロントガラスの前でこう言った。「その子を返してもらおか。」とガラスを割り、男は怖くなり車を停止させた。
少女を車から出し、男は逃げた。隼人は少女に「大丈夫ですか?」と聞いた。少女は「大丈夫よ。」と答えた。隼人「なら良かったです。僕の名は、村崎隼人です。高校1年生です。」少女「私は、如月春香
私も高校1年生よ。ところで何処の高校通っての?」
隼人「起木矢学園です。」春香「偶然ね。私も同じ高校通っているよ。よろしくね村崎くん。」隼人「こちらこそよろしくお願いします。如月さん」と会話が弾みまた会う約束をして隼人は春香を家に送ってから自分の家に帰った。
隼人の家
「だだいま」と隼人が玄関で靴を脱いでいると母親が来て、母「どうしたのあんたニュースに出ていたわよ。」隼人「ただ友人を助けに行っただけだよ。」と言った。しかしこれはまだ始まりに過ぎなかったのである。次回は、のんびり釣りをします。