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ありがとう。仲間よ

作者: あみたんかん

「恋なんてしなくてもいいや。」私たち3 人は言っていた。私達は小学校からの中でずっとバスケットを一緒に頑張って来た仲間でもあり善きライバルでもある。そんな私達も、もう高校1年の冬を迎えるところだった。でも、ある日の夕方驚きのニュースがありました。それは夕方のことでした。美沙の家でのんびりとこれからの事などを話し終わった時の出来事です。その中の1(かな)が実は、、、と凄く真剣な顔と少し照れくさい顔をしていた。そして、一息つくと「実は、」と切り出したが「やっぱり何でもない」と言って近くにあったクッションで顔隠してしまった。私達は「なんだよー!教えろよ笑」とふざけながら聞いていた。そしたら凄く小さい声で「私彼氏……」「えっ?何?聞こえないよ。」「私彼氏出来たの!」とちょっと照れくさい顔をして言った。

私達二人は「えっ!まじでー!」とか色々な声があった。とにかく興味津々でした。

私(海美)が「んで、誰の?」と聞くと美沙も続いて

「どんな人?先輩、後輩、タメ?」と次々と質問をする私達にかなが「分かった、詳しく教えるからちょっと静かにして」と言いました。

「バスケ部の先輩で、」「えっバスケ部の先輩!!!」と二人揃って思わず言ってしまいました。そしたらかながもう教えないと意地悪して言ってきました。私達二人は「ごめんなさい」といい続きを静かに聞きき始めました。「バスケ部の先輩でかっこいいだけど少しいやかなりかな?いかつい人そんで、少し難点がありまして拓也(彼氏)はかなりのやり手でたらしでいろんな女子を泣かせて来たとかの噂も沢山あってすごい悩んだよね。でも、凄いアプローチしてくるからこの人掛けてみようと思って付き合いました。」とかなが言い終わると私は「いいじゃん!てか、拓也先輩とかずるいぞ笑私達バスケ部の憧れ

の先輩方の一人だったのに!」美沙は部活熱心のためか分かりませんが「部活に支障無い付き合い方をしてね。」と優しくいいもう、今日は帰ってといい家を出されてしまいました。かなが「やっぱりダメだったかな?」私は首を降りました。「あまり気にしないほうがいいよ。私もそうだけど美沙は先行かれてて悔しかったじゃない?いつも一緒にいてただひたすらバスケをしていたうちらだったから」といい分かれ道でバイバイをした。そして、その日は何もなく終わった。


私達は高2を迎えようとしていました。そして、私達はスタメンとしてベンチ入りして今までより懸命にバスケをしていたした。ですが、かなの様子?調子が変でした。私と美沙は顔をあわせて『まさか』とおもいました。かなと拓也先輩は付き合ってから早くも3ヶ月とちょっとの時でした。私達3人は久しぶり話し合いをしてみることにしました。


美沙がちょっと切りぎみに切り出しました。「ねっ!部活に支障出さないで言ったよね?先輩達にとって最後の大会なんだよ!分かってる?かな試合出るかもしれないだよ!そんなでいいの?」

「少し落ち着こうよ!」と私は言いましたが美沙は「そうゆう海美はどう思っての?てか、海美らいつも中立しようとしてるけど本音言ってよ!まじで本音で話そうよ」私は「美沙はいつもそうやって人の事責めて、かなは美沙が言うように最近なか変だよ」と言い終わるとかなは「二人に言いたいことがある。私、バスケ部辞める。」海美は「えっ。何で?散々小学校時から3人でずっとやって来て全国大会行こうってかなずっといってたじゃん!なんでいきなりそんなこと言うだよ」と言い終わるとかなは「さっき気づいたんだね。うちらは一回も本音をぶつけて話したことがない。話としてもそれはバスケの試合とか練習の時だけそんな3人でバスケは出来ないよ。もう、バスケのライバルとかじゃなく友達としてこれからはつるんで行こう。」といいその場を後にして帰っていった。

私は大きな声で「ふざけんなよ!こんなに簡単にうちらの夢は壊れて終わるの?ねぇー!」

「もう、ほっとこうよあんな奴。拓也先輩と付き合ってからかなは変わっただよ。うちらが知っていたかなはいないだよ。」と美沙がいい私は泣きながら「もう、かなはかなであってかなじゃないだね」と言いました。

次の日部活にはかなの姿はありませんでした。先輩達に「ミーティング始めるよ。あれ、かなは?」と私達2人にきいてきました。「分かりません」とつい言ってしまった。

帰りに偶然拓也先輩を見掛け私達かなのことを聞きに行きました。

「あのー拓也先輩」と言うと「あっ!かなと良く一緒に居る子たち。確か名前は鈴木さん(海美)と上野さん(美沙)。で、俺に何の用かな?」「あの、突然失礼ですがかなと何かありました?」「何かって?」「喧嘩とかです。」「無いよ。でも、昨日ふった。」「それって部活前?」「そうだよ」「別れた原因は?」「うーん。最後の大会だから部活だけに集中したいから。てか、もういい?俺帰って練習したいだけど。」

二人は慌てて「はいっ。失礼なことを聞いてしまいすみませんでした。」といい拓也先輩は帰っていった。

「ねー海美もしかてそれが部活を辞める言ったのかな」「たぶん。てか、うちら酷いこと言っちゃったね」「うん。あっ!あれかなじゃない?」「そうだ!かなー」と言って手を振るとかなは気づかない振りをして、走って逃げて行きました。


それから数日


かなは部活を辞め学校にも来なくなりました。

私達は大会を迎え県大会まで行きました。そして、県大会2回戦目を負けてしまいました。

先輩達は「悔いなく終われました。ありがとうございました。」といい部活を引退しました。

私はゲームキャプテンに美沙は部活にゆきちゃんと言う子が副部長になりました。

それて夏の大会で全国大会に出て惜しくも準優勝となりました。私達は喜んでいる反面かなのことを考えてしまいました。


それから数ヶ月

かなの母から私達二人に1本の電話がありました。

「もしもし、海美ちゃん。久しぶりだね」「あっもしもし、お久しぶりです。どうしたですか」「実は昨夜かなは亡くなりました。」と言う電話だった。その後のことは覚えてない。ただ私と美沙は認められなかった。葬儀に出てもそんなのは信じられなかった。かなの母から「これ、かなが海美ちゃんと美沙ちゃんに書いた手紙なの。受け取ってくれる?」私は黙って受け取りました。そこには、

美沙、海美へ

まず最初にあの日ことごめんね。そして、黙っててごめんなさい。これを読んでる頃には私はもう、この世にはいないと思う。実はあの日の前日体調が悪くて病院に行ったら末期のガンだったの。でも、いきなりバスケ投げ出して。あの日言ったのは本音じゃなかったし、二人はいいと仲間で善きライバルだよ。ありがとう。

海美キャプテン頑張れよ。海美なら周りを良く見てるからいいキャプテンだよ。

美沙部長頑張れよ。お前なら出来る笑だっていつも私達三人をまとめてくれたもん。

それから部活のみんなに言っておいて『ありがとう。そして、ごめんなさい』と手紙に書いてあった。

拓也先輩が来て私達に謝ってきた。「ごめんね。俺全部知ってたんだ。かな末期のガンだったこと。」といいました。 「なんです、あの日教えてくれなかったですか」と私は泣きながらいいました。「鈴木さん……かなに頼まれだ。俺だって言ったあげたかった。でも、かながあの二人はバスケに集中してほしいってだから言えなかっただよ」と泣きながらいいました。



あれから半年

かなが好きだったキャラクターと写真をベンチ置き私達は春の大会私たは全国大会優勝をしてバスケの道にピリオドをうった。



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