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盛り立てる。プロデュース。
完成した読みものであるなら、見方が一つだ。という考え方は間違っている。どのような作品であれ、味わう為に解釈は存在する。多様な価値観を持った人々がそれぞれ面白いを見たなら、多種多様な解釈がそこに生まれる。
人々に愛される作品は、愛された数だけ何かを言われている。人は、感銘を受けたもの、それがどんな感情であれ、何か、言葉にしたくなるものだと思う。思い入れがある。
自分だけの宝物。価値観、それを説明出来るのはそれを知る人だけだ。
盛り立てることをされて輝ける作品は魅力があっても隠れていて見えづらかったのだろう。作品には可能性しかない。
隠された魅力が見いだせないからと言って、否定できる要素は充分なのか、自信がある方は怖いもの知らずだ。
私には出来ない。