表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/10

本物の読者は神さまではない。

 

 本物の読者は、人であることを忘れていない。自身を人だと解っていて見失わないのだろう。人は人を糾弾するとき、人であることを忘れている。記号程度に思っているのかも知れない。指先で、快やら不快やら、数十秒で変化する感情で表される軽い気持ちが意志と間違えられる安易な世界。


 発信する側も受ける側も酷く簡単な文字の世界。傷つくことすら軽い記号。慣れきってしまえば薄っぺらいそれ。


 コンテンツを軽く扱い、つまらなかった、と世直しのつもりで軽く記号に向かって、評価するなと指先で打ち込む。


 評価があるからそのような記号程度のやり取りが増えるのか?そうではないだろう。評価があろうがなかろうが変わらない。所詮は、軽い意志が交錯する場だからに過ぎない。コンテンツを軽く扱い記号と化した軽い意志の集まり。たくさんいらっしゃる顔の見えない神さまたち。


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ